NEWS

物流ニュース

プロロジス/茨城県古河市においてBTS型物流施設「プロロジスパーク古河5」の起工式を挙行

物流不動産・施設 2023.06.17

プロロジス、茨城県古河市においてBTS型物流施設「プロロジスパーク古河5」の起工式を挙行

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼 CEO:山田 御酒)は、茨城県古河市において、既存顧客の専用(BTS型)物流施設「プロロジスパーク古河5」の起工式を執り行ったことを発表しました。

「プロロジスパーク古河5」完成予想図「プロロジスパーク古河5」完成予想図

起工式には、入居企業の関係者の方々、設計および施工を担う清水建設株式会社 代表取締役副社長 営業総本部長 藤村 広志 氏をはじめ関係者の方々、プロロジスからは、代表取締役会長 兼 CEO 山田 御酒らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願しました。

■「プロロジスパーク古河5」 開発地: 「関東ど真ん中」に立地し、東日本広域配送に最適な立地

「プロロジスパーク古河5」は、物流施設が集積するロジスティクスパークとして開発中の「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」の敷地内に開発されます。

開発地は、関東地方のほぼ中央に位置する北利根工業団地内に立地し、国道・高速道路を利用して、東西南北の主要都市・港・空港まで約1時間で到達可能です。圏央道「五霞IC」および「境古河IC」からは約10分で、圏央道から接続する東名・中央・関越・東北・常磐・東関東自動車道も利用しやすく、関東全域のみならず、東北方面や関西方面へのアクセスもスムーズです。

また、東北道と並走する国道4号のバイパスとして整備されている新4号国道にも約3分と至近。新4号国道は、古河エリアから国道16号に接続する「庄和IC」までの全区間が片道4車線以上に整備され、都心部方面へのアクセス利便性にも優れています。

さらに、自動車30分圏内にはJR宇都宮線沿線の住宅地があり、北は栃木県小山市までカバーされ60万人超の人口を擁しており、雇用にも有利な地域だと言えます。

■「プロロジスパーク古河5」 計画概要

「プロロジスパーク古河5」は、約32,000㎡の敷地に地上4階建て、延床面積約50,000㎡の専用(BTS型)物流施設として開発されます。免震構造を採用する計画で、入居企業の事業継続性に寄与します。

また、2階へのスロープを設け、45フィートコンテナセミトレーラーが直接アクセス可能な計画とします。トラックバースは1・2階あわせて約50台分、トラック待機場は約40台分を整備し、そのほか敷地内に乗用車駐車場約120台を整備する計画です。

さらに、環境負荷低減の一環として屋根面には自家消費型太陽光パネルを設置し、余剰電力が生じた場合は「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」各施設への電力供給、および他の施設への自己託送によるグリーン電力供給の実施を検討しています。また、LED照明ならびにセンサー付きLED照明の採用に加えて、施設の消費電力や水の使用量をリアルタイムでモニタリングできる「プロロジススマートボックス」を導入予定です。同システムは、気温・湿度・雨量・風速・地震などの気象・環境データも取得可能であり、データの活用・分析により、施設運営をサポートします。

これらの取り組みにより、「プロロジスパーク古河5」は、CASBEE(建築環境総合性能評価システム) Aランク、およびBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の最高位5スターを取得予定であるとともに、ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)認証を取得予定です。

「プロロジスパーク古河5」計画概要

名称 プロロジスパーク古河5
開発地 茨城県古河市
敷地面積 約32,000㎡(約9,700坪)
計画延床面積 約50,000㎡(約15,200坪)
構造 地上4階建て、PC造(免震構造)
着工 2023年1月
竣工予定 2024年4月

 

■「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」について

総敷地面積177,000㎡の「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」は、2023年3月に竣工予定のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク古河4」と、本日起工式を挙行したBTS型物流施設「プロロジスパーク古河5」に加えて、2棟のBTS型物流施設の開発を計画しており、引き続き入居企業を募集しています。

「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」は、さまざまな用途で利用できるマルチパーパス型ロジスティクスパークとして開発を進めており、「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」の各施設へ送電するための特別高圧電力を受電する計画です。これにより、冷凍冷蔵倉庫、工場用途、大規模なマテハンや自動倉庫の導入、館内全域への空調設備など、大量の電気を使用する用途にも対応可能となります。また、工業用水や中圧ガスなど、その他インフラも充実しています。

「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」開発エリア完成イメージ「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」開発エリア完成イメージ

本プロジェクトの第一棟目として竣工するマルチテナント施設「プロロジスパーク古河4」は、ワンフロア最大約9,000坪(約30,000平方メートル)の倉庫スペースを提供でき、高密度の自動倉庫システムや最先端のピッキングシステムなど、多様な自動化システム導入にも柔軟に対応可能な最先端の物流施設となります。2階に直接アクセスできるスロープを南北2か所に設け、1・2階は両面バースを備える。2・3階は、保管効率を重視したメゾネット形式とし、梁下有効高6.3m~最大8.6mとします。日用雑貨・消費財などの高積みやラックの4段積みも可能となり、一般的な5.5mの天井高に比べて保管効率が格段に向上します。さらに、同一敷地内には、約300坪の危険物倉庫を併設しており、様々なニーズに対応することが可能です。

なお、敷地の北東隣では、「プロロジス古河プロジェクト フェーズ1」として、合計約106,000㎡の敷地に3つのBTS型物流施設「プロロジスパーク古河1・2・3」が稼働中です。

■茨木県内のプロロジスパーク

プロロジスは、茨城県内では「プロロジスパーク古河1・2・3」やマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク常総」など7棟の物流施設を運営中であり、株式会社ZOZOの専用(BTS型)物流施設として「プロロジスパークつくば3」を開発中です。

プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。

Translate »