三井倉庫ホールディングス/国際会議APEC首脳会議にて発表された国際貿易PF実証試験に参画 物流全般 2023.06.17 三井倉庫ホールディングス、国際会議APEC首脳会議にて発表された国際貿易PF実証試験に参画 ~三井倉庫SustainaLink のCO2排出量算定エンジンを提供~ 三井倉庫グループは、このたび国際会議APEC首脳会議付設の「貿易DXシンポジウム」において発表された、日本とタイ間の国際貿易プラットフォームのシステム連携を行う実証試験に参画し、「三井倉庫SustainaLink*1」の機能を用いCO2排出量の算定を実施しましたことをお知らせいたします。本件は、貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」を運営する株式会社トレードワルツ(代表取締役社長 小島裕久)との共創の取り組みとなります。 本実証試験では、「TradeWaltz」上に記録される、日本とタイ間での発着地や輸送重量の情報等を「三井倉庫SustainaLink」の算定システムに取り込み、割り出された輸送距離と重量に対してGLEC framework に適合した排出係数を用い、トンキロ法にて該当する輸送単位ごとにCO2排出量を算定*2しました。「三井倉庫SustainaLink」では、CO2排出原単位を精緻に設定できる国際基準に基づいた算定の仕組みを既に構築しており、その信頼性が評価されこのたび本実証試験に採用されるに至ったものと認識しております。 当社グループは、「社会を止めない。進化をつなぐ。」という企業パーパスのもと、今後も物流における豊富な専門知見を活かしCO2排出量の可視化から実際の物流オペレーションを通じた削減の実行により脱炭素社会の実現に向けて貢献してまいります。 *1 「SustainaLink」とは、三井倉庫グループが提供している、物流を通じてお客様のサプライチェーンサステナビリティの実現を支援するサービスです。環境、労働力、災害(BCP)の観点から、物流リスクの見える化や改善を通じてお客様のサステナブルな物流体制の構築を支援いたします。詳細は特設サイト(https://www.mitsui-soko.com/sustainalink/)をご覧ください。 *2 当社グループの算定方法は第三者評価機関(DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社)から、ISO14064-3に基づく妥当性評価を取得しております。