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日本コンセプト/経常利益は前年比90・6%増(2022年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2022年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

             売上高  営業利益  経常利益 当期純利益

2022年12月期第3四半期 17,192 41.9  3,758 87.8  3,717 90.6  2,567 85.8
2021年12月期第3四半期 12,119 32.8  2,000 74.6  1,950 73.1  1,381 73.1
(注) 包括利益 2022年12月期第3四半期 3,085百万円( 104.1%) 2021年12月期第3四半期 1,511百万円( 102.9%) 

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明(略)

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、資源高や円安を背景とした原材料コストの増加が素材業種の景況感を下押しし、製造業の業況判断DIは3四半期連続して悪化しました。一方、非製造業においては、サービス消費の回復は一服したものの、建設、物流関連などの業種の改善により業況判断DIは2四半期連続で上昇しました。
世界経済に目を向けますと、米国では9月のISM製造業景況指数が50.9に低下するなど製造業における企業マインドが悪化するなかFRBの利上げが続いていることもあり、ISM製造業新規受注指数は50を下回る水準に低下いたしました。一方、財からサービスへの需要シフトを主因にサービス部門の企業マインドは好調であり、9月のISM非製造業景況指数は56.7と高水準を維持しております。
欧州では、これまで景気を支えてきたサービス業の回復ペースが鈍化しているのに加え、食品やエネルギー価格の上昇による高インフレや金融引き締めにより、需給両面の要因で製造業の不振が続いており、9月の製造業PMIの新規受注指数は41.3と5カ月連続で50を下回りました。
中国では、米国向けの繊維・玩具類や電気機械、輸送機械など消費財の輸出額が減少したほか、EU向けも産業用機械を中心に増勢が鈍化しております。また、設備投資が低迷していることから日本や欧州、NIEsからの機械類の輸入が低迷する一方、資源価格上昇に伴い資源国からの輸入額は増加しました。
このような環境のもと一昨年秋より始まった海上輸送の混乱も落ち着きを取り戻しつつあり、アメリカ西海岸を筆頭とした港湾の混雑解消も進んでおります。また、コンテナ船の運航も安定してきており、積載スペースのタイト感も緩和されつつあります。更に、法律で定められた定期修理を実施する工場のうち日数を要する大型定期修理の年に該当する取引先が多くありましたが、全社一丸となって営業活動を推進したことにより、為替相場変動の影響を受けない国内輸送や支店の附帯サービスを通じた国内輸送等売上も大きく業績を伸ばし、当社グループ全体として前第3四半期連結累計期間を大幅に上回る業績を残すことができました。この他、事業開始から6年目となるガスタンクコンテナ事業も着実に拡大しており、売上高は670百万円(前年同期は476百万円)を計上しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、前第3四半期連結累計期間を5,072百万円上回る17,192百万円(前年同期比41.9%増)を達成いたしました。他方、タンクコンテナへの積極的な投資は継続しており、当第3四半期連結累計期間末時点の保有基数は10,000基を超え、次の中間目標の20,000基が視野に入る状態となりました。これにより減価償却費が増加したほか、販売費及び一般管理費も1,368百万円(前年同期比21.1%増)と増えましたが、強力な営業力により前第3四半期連結累計期間を1,757百万円上回る3,758百万円(前年同期比87.8%増)の営業利益を上げることができました。また、経常利益は、前第3四半期連結累計期間を1,767百万円上回る3,717百万円(前年同期比90.6%増)を確保しております。

(略)

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