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大運/ 営業収入は前年比10%増、経常利益は前年比63・1%減(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
単位・百万円  

           営業収入  営業利益  経常利益  当期純利益

2023年3月期第2四半期 4,696 10.0  93 △56.4  107 △63.1  73 △68.3
2022年3月期第2四半期 4,269 18.9  213 282.8  290 181.8  233 206.5 

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)における世界経済は、ロシアのウクライナ侵攻の出口の見えない長期化や中国各都市の重なるロックダウンの繰り返しにより、原材料・部品調達においてインフレ圧力が引き続き、また欧米諸国の金利政策により為替が大幅に変動し、世界経済活動が見えなくなっております。
我が国内におきましても新型コロナウイルス感染症による厳しい活動制限が緩和され正常化に向かうなか、最近の急速な円安ドル高による消費者物価高騰にともなう消費活動の停滞が物流活動の低迷につながるリスクになっております。
また、海上コンテナ不足に加え、燃料費の高騰や労働力不足が海運市況の混乱を助長する結果となり、不透明な状況が続いております。
このような状況のなか、当社ではお客様の理解のもと、各国の協力代理店及び船会社と緊密な連携を取り合ってコンテナ配送手配、荷役作業等を行い、また事務処理の効率化等経費の削減に努めましたが、輸送コストの高止まりにより収益水準を押し下げました。
当第2四半期累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)における当社の業績につきましては、新型コロナウイルスの影響もありましたが、営業収入は増加しました。しかしながら、営業利益については燃料費等諸コストの高騰により、また、経常利益については為替相場の変動の影響で為替差損が発生し、前年同四半期比で減少しました。
この結果、当第2四半期累計期間における営業収入は4,696,385千円で、前年同四半期累計期間と比べ426,983千円(10.0%)の増収となりました。営業利益は93,043千円で、前年同四半期累計期間と比べ120,597千円(56.4%)の減益、経常利益は107,374千円で、前年同四半期累計期間と比べ183,301千円(63.1%)の減益となりました。また、四半期純利益は73,912千円となり、前年同四半期累計期間と比べ159,331千円(68.3%)の減益となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①港湾運送事業
当社の主要セグメントである当セグメントにおきましては、今般新たな航路の取り扱いを始めたことにより既存および新規の取引が増加し、営業収入は前年同四半期比については増収となりました。
この結果、営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は4,560,804千円で、前年同四半期累計期間と比べ416,598千円(10.1%)の増収となり、全セグメントの97.1%を占めております。
セグメント利益(営業利益)は307,786千円で、前年同四半期累計期間と比べ45,824千円(13.0%)の減益となりました。
②自動車運送事業
当セグメントにおきましては、燃料費等諸コストの高騰によりセグメント利益については取引採算悪化傾向となりました。
営業収入(セグメント間の内部売上高又は振替高を除く)は133,162千円で、前年同四半期累計期間と比べ10,330千円(8.4%)の増収となり、全セグメントの2.8%を占めております。
セグメント利益(営業利益)は10,427千円で、前年同四半期累計期間と比べ3,468千円(25.0%)の減益となりました。
③その他
当セグメントにおきましては、前年同四半期とほぼ同水準となりました。
この結果、営業収入は2,418千円で、前年同四半期累計期間と比べ53千円(2.3%)の増収となり、全セグメントの0.1%を占めております。セグメント利益(営業利益)は2,403千円で、前年同四半期累計期間と比べ66千円(2.8%)の増益となりました。

(略)

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