日本水産/物流事業の売上高は増収も営業利益は前年比1億5100万円減(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第2四半期 377,207 11.1 13,332 △3.8 14,716 △8.9 11,747 3.02022年3月期第2四半期 339,611 13.1 13,866 100.6 16,162 81.5 11,407 128.7(注) 包括利益 2023年3月期第2四半期 27,937百万円( 65.6%) 2022年3月期第2四半期 16,865百万円( 131.8%) (略) (1)経営成績に関する説明当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、3月にまん延防止等重点措置が全面解除され、人流が回復したことにより外食などサービス業を中心に改善傾向がみられましたが、7月からのオミクロン変異株の感染急拡大(第7波)により外出を控える動きがみられるなど一時停滞する状況となりました。また、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に起因する資源価格の高騰など、インフレ圧力の高まりや急激な円安が企業活動の重しとなりました。世界経済(連結対象期間1-6月)につきましては、1月に欧米でオミクロン変異株の感染が急拡大したものの、行動制限の解除に伴って人流が回復し個人消費は堅調に推移しました。一方で、2月末からのロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け資源の供給不安、エネルギーコストの上昇などの影響がありました。足元では、欧米で利上げ実施による景気減速が懸念され、日本では急激に円安が進行するなど先行き不透明な状況が続いております。当社および当社グループにつきましては、水産事業は前期に引き続き国内外の販売が堅調に推移するとともに、国内養殖事業の改善が一部の魚種を除き継続、北米加工事業のコスト削減も進んだことから大幅増益となりました。一方、食品事業では国内外とも販売は堅調ながら、原材料価格を始めとしたコストアップの影響を大きく受けました。このような状況下で当第2四半期連結累計期間の営業成績は、売上高は3,772億7百万円(前年同期比375億95百万円増)、営業利益は133億32百万円(前年同期比5億33百万円減)、経常利益は147億16百万円(前年同期比14億45百万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、子会社の日水製薬株式会社株式の売却による特別利益などもあり117億47百万円(前年同期比3億40百万円増)の増益となりました。 (略) セグメント別の概況は次の通りであります。 (略) (4) 物流事業物流事業につきましては、冷蔵倉庫事業、配送事業、通関事業を営んでおります。<当第2四半期連結累計期間の概況>物流事業では売上高は80億32百万円(前年同期比46百万円増)となり、営業利益は8億78百万円(前年同期比1億51百万円減)となりました。 ・輸出入の増加により通関事業が堅調に推移し増収となりましたが、電力料の増加などコストアップにより減益となりました。 (略)