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トランコム/売上高は前年比5・2%増、経常利益は前年比5・1%減(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益 経常利益   当期純利益

2023年3月期第2四半期 83,889 5.2  3,660 △7.5  3,805 △5.1  3,320 27.7
2022年3月期第2四半期 79,716 9.7  3,959 10.2   4,010 9.4   2,600 1.5
(注)包括利益 2023年3月期第2四半期 4,324百万円 (49.1%) 2022年3月期第2四半期 2,900百万円 (6.4%) 

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く環境は、原材料や燃料価格の高騰による経済活動への影響など、引き続き不透明な状況が続いております。
当社グループは、2021年4月より新たな中期経営計画「TRANCOM VISION 2025」をスタートし、中長期ビジョン「”はこぶ”を創造する」を掲げました。「はこぶ」仕組みづくりに向けて、「事業」「人材」「DX・ICT」を成長の柱に据え、事業展開を推進しております。具体的には、埼玉県蓮田市に昨年開設した戦略拠点を中心に関東エリアにおける生活用品、菓子の業界プラットフォーム構築に取り組みました。また、企業連携においては、CBcloud株式会社との幹線輸送からラストマイル配送まで一貫した物流ソリューションの提供、アクセンチュア株式会社との当社グループにおける新たなDXソリューションの構築を進めております。
社内組織においては、2022年7月1日付で新たな業界の物流領域獲得、新たな事業の創出、物流DX推進を目的に、「事業戦略本部」を新設し、事業戦略の実行を加速・強化し、サービスの差別化や持続的な競争力の強化に、トランコムグループ一丸となって取り組んでおります。
また、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みやESG(環境・社会・ガバナンス)活動は社会的使命と認識しています。創業以降、共同配送サービスや求貨求車サービスなど事業活動を通じて環境にやさしい物流サービスを提供してきました。この度、事業活動におけるCO2排出量及びCO2削減量を可視化し、開示いたしました。また行政機関と連携した菓子物流における標準パレット化の促進など、様々な社会課題の解決に取り組み、引き続き持続可能な物流の実現に取り組んでまいります。

(略)

(事業セグメント別の経営成績) 

(略)

ロジスティクスマネジメント事業については、売上高は、新たな物流領域の獲得など新規拠点における増収要因がありましたが、既存拠点の一部業務縮小・撤退の影響等により減収となりました。営業利益は、業界プラットフォーム構築に向けた先行投資費用の計上等により、減益となりました。
物流情報サービス事業については、貨物情報数は前年同期比13.7%増加、空車情報数は同8.5%減少、成約件数は同4.7%増加となり、国内輸送需要の持ち直しがありましたが、燃料価格の高騰等の影響により増収減益となりました。
インダストリアルサポート事業については、既存拠点の撤退等により減収減益となりました。

その他に区分される海外拠点においては、2022年1月~6月の業績が連結されております。海外においては、中国事業における物流センター運営と輸送業務の新規獲得と、ASEAN地区での成長強化として2022年1月にシンガポールにて物流事業を行うStarlink Resources Pte.Ltd.及びH&S Co Pte. Ltd.の連結化により増収増益となりました。

(略)

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