センコーグループ/旭化成とクラウド型生鮮品物流ソリューション「Fresh Logiシステム」による 常温車両での冷蔵品の混載輸送サービスの提供を開始 物流全般 2023.06.17 旭化成とセンコーグループ、クラウド型生鮮品物流ソリューション「Fresh Logi™システム」による常温車両での冷蔵品の混載輸送サービスの提供を開始 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤 幸四郎、以下「旭化成」)とセンコーグループホールディングス株式会社(本社:東京都江東区、社長:福田 泰久、以下「センコーグループ」)は、このたび、旭化成が開発した Fresh Logi™密閉ボックス(以下「Fresh Logi™ボックス」)によるクラウド型生鮮品物流ソリューション「Fresh Logi™システム」※1を利用した冷蔵品の混載輸送サービスの提供を開始します。 1. 背景Fresh Logi™ボックスは、断熱性と気密性が高く、あらかじめ冷やされた商品を長時間低温で保持したまま運ぶことができます。蓄冷材を併用することで、さらなる低温保持時間の延長も可能となります。また Fresh Logi™ボックスは使用後に折りたたんでの返送が可能であり、返送時に荷台の場所を取らず、返送も効率的に行えます。現在、野菜や果物をはじめ、温度管理を必要とする商品の輸送現場では、輸送中の鮮度保持や、冷蔵車両の手配・確保をする必要があり、トラックやドライバーの不足などさまざまな課題があります。しかし Fresh Logi™ボックスを活用することで、常温車両での配送が可能となり、これらの課題を解決することができます。これまでに旭化成の Fresh Logi™ボックスは、2021 年 12 月から株式会社アップクオリティの提供するサービス「産地直送あいのり便※2」に採用されており、センコーグループは、同サービス上において、常温軽車両を用い、飲食店やスーパーなどのお客さまへのラストワンマイル輸送※3を担ってきました。このたび、「Fresh Logi™システム」を利用した冷蔵品の混載輸送サービスの取り組みを発展させるべく旭化成とセンコーグループは、さらなるサービス拡充の検討を重ねてきました。 2. 今回の取り組みについて旭化成とセンコーグループは九州―関東間の青果物をターゲットとした常温車両での鮮度保持輸送についてサービスの提供を開始します。今後はサービスエリアの拡大や、医療・医薬品など温度管理が必要なさまざまな配送ニーズに対応していきます。さらに、センコーグループの配送ネットワーク(域内配送ネットワーク、物流バスによる幹線輸送、JRコンテナ輸送、貨客混載サービスなど)に「Fresh Logi™システム」を導入し、常温車両への冷蔵品混載により、積載効率を高めて輸送の効率化を進め、物流業界の課題であるトラックドライバー不足への対応、GHG 排出削減にも寄与してまいります。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 https://www.senko.co.jp/jp/news/assets/616862ee7233b8c76ab12d34fd80e2bbef735b20.pdf