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日本GLP/滋賀県湖南市でマルチテナント型施設「GLP 栗東湖南」を開発

物流不動産・施設 2023.06.17

滋賀県湖南市でマルチテナント型施設「GLP 栗東湖南」を開発

滋賀エリアに新たに賃貸物流マーケットを創造

物流不動産およびその関連テクノロジーに特化した事業会社である日本GLP株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之、以下「日本GLP」)は、滋賀県湖南市で総延床面積が約42,000㎡の先進的物流施設「GLP 栗東湖南」の開発を行うことをお知らせします。「GLP 栗東湖南」は、「GLP 野洲」に続き日本GLPが滋賀県下で開発する2棟目の物件となり、マルチテナント型としては初となります。なお、「GLP 栗東湖南」は2022年2月に着工、2023年3月に竣工を予定しています。総投資額は約77億円です。

 「GLP 栗東湖南」の周辺には物流関連企業が多く、工業集積地として製造業や3PL企業からの先進的物流施設への潜在需要が見込めるエリアです。他ディベロッパーの進出も少なく、今後賃貸物流マーケットが大きく伸長するとみています。

 施設の特徴としては、日本GLPがこれまで蓄積したマルチテナント型施設開発のノウハウを活かし、最大6テナントが入居可能で、小規模なスペースニーズにも対応するマルチテナント型物件を計画しております。高度なマテハン設備の導入をはじめとする倉庫の自動化への装備など、効率的なオペレーションを実現します。また、アメニティとしてはエントランスやカフェをはじめとする共用部に洗練されたデザインを取り入れて居心地の良さを演出するほか、大型シーリングファンやパウダーコーナーを設置するなど働く人の快適性を追求し、雇用の安定を図ります。

 環境配慮面では、太陽光発電を自家消費し、補完としてのグリーンエネルギーの購入と合わせて、再生エネルギー100%の達成を目標とする高い環境配慮型の施設です。BCP面では、地震対策として耐震性能の高いブレース材を採用し安全性を確保するほか、24時間稼働の非常用発電機の装備や浸水・液状化対策を講じることにより事業の継続性を確保しています。

 そして日本GLPが入居企業から評価いただいているプロパティーマネジメント/エンジニアリングチームによる徹底したサービスにより、効率的な施設運営をサポートします。

 日本GLP代表取締役社長の帖佐 義之は、「『GLP 栗東湖南』は当社にとって滋賀県で初めてのマルチテナント型物流施設の開発になります。名阪の中間に位置し、両都市圏への広域配送および京滋地区へのエリア配送拠点として最適な立地です。今後、物流拠点としての発展が期待される地域であり、ここに新たに賃貸物流マーケットを切り拓いていきたいと考えています。日本GLPの賃貸物流施設づくりと運営のノウハウ、そして実績を活かした施設仕様・サービスを通して新しい価値を提供し、地域のビジネスの発展に貢献してまいります」と述べています。

「GLP 栗東湖南」は、名神高速道路「栗東湖南IC」から約4km、新名神高速道路「甲賀土山IC」から約28.1kmと滋賀県内だけではなく、京都・湖南エリア配送に適した立地であり、名阪の中間地点の物流拠点として最適な立地にあります。また、JR琵琶湖線「草津駅」から約12.6km、JR草津線「石部駅」から約1.5kmと通勤が便利なことに加え、周辺には住宅地があり、将来的な人口増加も見込めることから、雇用確保の観点からも好立地と言えます。

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「GLP 栗東湖南」完成イメージ

 「GLP 栗東湖南」は、GLPがグローバルな政府系投資機関および年金基金からの出資により、2018年12月に設立した物流不動産開発ファンド「GLPジャパン・ディベロップメント・パートナーズIII」による開発物件となります。日本GLPは本施設を含め滋賀県下で合計3棟の物流施設を開発および運営しています。

■ 施設概要
施設名:「GLP 栗東湖南」
所在地:滋賀県湖南市石部北5-1-1
敷地面積:約20,800㎡
延床面積:約42,000㎡
構 造:地上4階建て、鉄骨造/耐震造
着工:2022年2月(予定)
竣工:2023年3月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証、ZEB Ready認証、BELS認証(予定)

■関西エリアでの今後の開発予定

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以上

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