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パナソニック ホームズ/ニュージーランドで1,000戸規模の住宅部材供給を目指し、JV会社を設立

SCM・製造拠点 2023.06.17

日本の技術でニュージーランドの住宅供給不足解消に貢献
1,000戸規模の住宅部材供給を目指し、JV会社を設立
~現地の平均住宅工期(1棟)を約4カ月短縮~

パナソニック ホームズとニュージーランド最大手の建設会社、Mike Greer Commercial. Ltd(マイクグリアコマーシャル社)は、このたび、パナソニック ホームズ社製の住宅部材をマイクグリアコマーシャル社(ビルダー)へ供給するJV会社「NZ Smart Build Technologies. Ltd(NZスマートビルドテクノロジーズ社)」の設立に合意し、2021年8月25日、ニュージーランドでJV会社設立を申請しました。新会社は、パナソニック ホームズが49%、マイクグリアコマーシャル社が51%出資し、10月より事業を開始します。同社は、2021年度中に政府系デベロッパーKāinga Ora(カインガオラ)が計画する物件向けの住宅用部材供給を開始し、同事業を通じて社会問題化しているニュージーランド国内の住宅供給不足の解消を目指します。将来的には、年間1,000戸規模の住宅部材供給を目標に事業拡大を図ります。

JV会社の設立は、パナソニック ホームズが2019年にニュージーランド政府系プロジェクト事業、Kiwi Build Project(キウイビルドプロジェクト)に採択されてから、マイクグリアコマーシャル社と共に、パナソニック ホームズ社製の住宅部材、大型パネル構造(F構法)の供給スキームを検討する中で具現化しました。2021年1月には、ニュージーランドのワイカト地方で、試作棟を共同で完成。試作棟は、ニュージーランドの一般的な住宅建築工期に比べて約4カ月の工期短縮を図れました。さらに、住宅仕様や施工品質などの技術検証においても、同国の建築基準を満たしていることを確認済みです。

JV会社概要

会社名 NZ Smart Build Technologies. Ltd (NZスマートビルドテクノロジーズ社)
本社 3A / 335 Lincoln Road, Addington, Christchurch 8024
代表者(Director) Michael David GREER(マイケル デイビッド グリア)、田中 一彦、
Andrew Searle(アンドリュー シール)、岩澤 成憲
設立日 2021年8月25日 オンライン登録申請済み
資本金 1,000,000NZ$(日本円約7,800万円 2021年9月時点。1NZ$=78.17円適用)
主たる業務 パナソニック ホームズ社製大型パネル構造の住宅部材を供給(サプライヤー)
出資構成 マイクグリアコマーシャル社51% パナソニック ホームズ株式会社49%

現地で展開予定の住宅イメージパース図 (左:戸建住宅 右:テラスハウス)

    • イメージパース図:戸建住宅

  • イメージパース図:テラスハウス

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