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商船三井/国際ケーブル・シップと洋上風力発電用ケーブル敷設船操業における協業の覚書を締結

物流全般 2023.06.17

国際ケーブル・シップと商船三井が洋上風力発電用ケーブル敷設船操業における協業の覚書を締結

2021年10月1日東京-国際ケーブル・シップ株式会社(社長:小野宏二、本社:神奈川県川崎市、以下「KCS」)と株式会社商船三井(社長:橋本剛、本社:東京都港区、以下「商船三井」)は、2021年9月24日、世界的に拡大が見込まれる洋上風力発電事業の分野において、サプライチェーンの一角である電力ケーブル敷設需要に応えるべく、ケーブル敷設船操業における協業に関する覚書を締結しました。

KCSは1966年に設立、日本初の海底ケーブル敷設船KDD丸を1967年に就航させて以来、過去半世紀以上にわたって、アジア・太平洋地域を中心に、延べ70,000kmに及ぶケーブル建設に携わり約87,000km以上のケーブル保守を担当する海底ケーブル建設・保守のリーディングカンパニーです。2019年には、国内初の自航式電力・通信ケーブル敷設船「KDDIケーブルインフィニティ」を就航させました。

商船三井および同社グループ会社であるMOLマリン&エンジニアリング株式会社(以下「MOLMEC」)はKDD丸をはじめとしてKCS保有のケーブル敷設船延べ4隻(図1)の船舶管理と運航を50年以上にわたって担ってきました。商船三井グループは日本の外航海運会社としては唯一、ケーブル敷設船の船舶管理と運航に従事しています。ケーブル敷設船には、海底ケーブルを安全・正確に敷設するために「定点保持装置」(Dynamic Positioning System)を導入しており、商船三井およびMOLMECは様々な環境下において船位を自動で保持する技術と経験を蓄積してきました。これらの操業ノウハウや人的リソースは今後拡大していく洋上風力発電を始めとする様々な海洋事業での活用が期待されています。

高い技術と専門的な経験・知見が必要となるケーブルハンドリング・敷設作業をKCSが担当、ケーブル敷設船に不可欠な定点保持装置を扱うことのできる船員供給を含めた船舶管理・運航を商船三井およびMOLMECが担当することで、今後日本国内およびアジア域で見込まれる洋上風力発電設備を中心とした新規海底電力ケーブル敷設需要に対して、共同で事業化を検討していきます。

(略)

以下、詳細は下記アドレスを参照ください。

https://www.mol.co.jp/pr/2021/img/21084.pdf

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