レンゴー/ベトナムにおける段ボール原紙新工場建設と生産能力を拡大
SCM・製造拠点 2023.06.17
ベトナムにおける段ボール原紙新工場建設と生産能力の拡大について
レンゴー株式会社のベトナムにおける合弁会社である、ビナクラフトペーパー社は、このたび、新たに段ボール原紙の生産拠点の建設を決定しましたのでお知らせいたします。
ベトナムにおける段ボール原紙の総需要は年間約300万トン(2019年)で、輸出産業を中心とした海外からの直接投資の継続や国内消費の高まりから、今後とも年率6~7%の高い伸びが続くものと見込まれています。
新工場の建設により、ビナクラフトペーパー社のベトナム段ボール原紙市場における、マーケットリーダーとしての地位を確固たるものとし、持続的な発展と成長を目指すとともに、同国の製紙・段ボール一貫生産体制をさらに強化してまいります。
ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)を掲げ、海外事業を大きな柱の一つとして、グローバルな事業展開を目指す当社グループでは、東南アジアを重要な戦略地域と位置付けており、今後とも高い経済成長が期待されるベトナムにおいて、当社グループ海外事業の一層の充実を図ってまいります。
ビナクラフトペーパー社(Vina Kraft Paper Co., Ltd.) 概要
所在地 |
D-6A-CN, My Phuoc 3 IP, Ben Cat District, Binh Duong Province, Vietnam |
代表者 | Sompob Witworrasakul |
株主 | Siam Kraft Industry Co., Ltd. 70% レンゴー株式会社 30% |
事業内容 | 段ボール原紙の製造・販売 (ライナおよび中しん) |
生産量 |
年産500,000t |
抄紙機 | 2台 |
新工場 概要
所在地 |
Binh Xuyen Industrial Park, Vinh Phuc Province, Vietnam |
投資額 | 8兆1,330億ベトナムドン(約370億円) |
生産品目 | 段ボール原紙(ライナおよび中しん) |
生産能力 | 年産370,000t(完成後の同社総生産能力:870,000t) |
抄紙機 | 1台 |
稼働時期 | 2024年1~3月 |