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プラスオートメーション/ZOZOの大型物流拠点の商品仕分けをサポートするロボットシステム280台を+Aが提供開始

物流システム 2023.06.17

ZOZOの大型物流拠点の商品仕分けをサポートするロボットシステム280台を+Aが提供開始

物流ロボットのサブスクリプションサービス並びに販売を展開するプラスオートメーション株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:飯間 卓、以下「+A」)は、株式会社ZOZO(本社所在地:千葉県千葉市、代表取締役社長兼CEO:澤田 宏太郎、以下「ZOZO」)の大規模物流拠点の一つであるZOZOBASE習志野1に、世界的にも先進的取り組みとなる大規模2段式ソーティングロボットシステム「t-Sort」を2ユニット、ロボット台数にして280台の導入を完了しました。
今回の導入では当初50台という中規模運用からスタートし、徹底的に現場に寄り添いながら課題抽出と改善を繰り返すという+Aの提供するサービス:RaaS※(Robotics as a Service)の特徴を最大限発揮しました。その結果、280台という世界最大級のロボットシステムの本稼働を約3カ月と限られた期間で実現しました。
+Aは引き続き、柔軟性と機動力が特徴のRaaSを提供することで、流通・物流業界の課題解決に向け新たな挑戦を継続します。

世界的にも稀な大規模2段式ソーティングロボットシステム、1防火区画内に収まるコンパクトなシステムにも関わらず空間を有効活用し高い処理能力を実現

世界的にも稀な大規模2段式ソーティングロボットシステム、1防火区画内に収まるコンパクトなシステムにも関わらず空間を有効活用し高い処理能力を実現

合計2ユニットで運用。1ユニットあたり、ロボット140台、使用面積120坪(投入台・周囲作業スペース等は含まず)。上下段の同一ロケーションシュートを同一仕分け先と定義することで、上下段でのバッチ分けが不要。

合計2ユニットで運用。1ユニットあたり、ロボット140台、使用面積120坪(投入台・周囲作業スペース等は含まず)。上下段の同一ロケーションシュートを同一仕分け先と定義することで、上下段でのバッチ分けが不要。

今回のt-Sort導入ではロボット走行ステージを2段化することにより、限られた防火区画内のスペースを有効活用し、インダクション数並びにシュート数を従来の1段式から倍増させることで、単位面積当たりの処理能力数を大幅に向上させました。加えて、中規模運用を通じて、人とロボットとが協働しながら大量の商品を効率的に仕分けるオペレーションや、大量データ処理に耐え得るシステム構成について検証・改善を積み重ね、今回の早期大規模導入につなげました。
現在の運用にあたっては、+A独自開発の庫内実行システム「+Hub」を提供することでより直感的にロボットを操ることを可能としています。また「+Hub」では作業進捗確認や実績の可視化等も可能であり、今後も+Aは、該当作業工程のオペレーション改善を重ねていきます。

以上

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