伏木海陸運送/経常利益は前年比17・5%減(2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2021年6月期 12,354 △6.5 456 △37.9 669 △17.5 392 △37.12020年6月期 13,206 △6.6 735 △14.6 811 △0.0 623 38.9(注) 包括利益 2021年6月期 446百万円( △28.5%) 2020年6月期 624百万円( 58.4%) (略) (1)当期の経営成績の概況当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響長期化で依然として厳しい状況にあり、設備投資で改善の動きが見られるものの個人消費関連では回復が遅れる等、企業の景況感は、業種による二極化が鮮明となる中で推移しました。このような事業環境のなか、当社企業グループでは、主力の港運事業の維持拡大と事業効率化に努めましたが、貨物取扱量は前年同期と比較して減少しました。この結果、当連結会計年度の売上高は123億5千4百万円(前年同期比8億5千2百万円、6.5%の減収)、営業利益は4億5千6百万円(前年同期比2億7千9百万円、37.9%の減益)、経常利益は6億6千9百万円(前年同期比1億4千1百万円、17.5%の減益)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億9千2百万円(前年同期比2億3千1百万円、37.1%の減益)となりました。 各セグメントの経営成績の状況に関する分析は次のとおりであります。[港運事業]港運事業の売上高は、原料の輸入や海上コンテナの取扱量減少により88億2千4百万円(前年同期比4億1百万円、4.4%減収)、セグメント利益は8億3千8百万円(前年同期比1億1千5百万円、12.1%減益)となりました。主な輸移入貨物は、ウッドチップ、石炭、コンテナ貨物、オイルコークス、工業塩、原木・製材、アルミ地金、鋼材等であり、輸移出貨物は、コンテナ貨物とロシア向け自動車であります。 [不動産事業]不動産事業の売上高は、9億9千9百万円(前年同期比5千1百万円、5.5%増収)、セグメント利益は1億6千6百万円(前年同期比1億5百万円、38.8%減益)となりました。売上の増収は主に、一戸建住宅の販売が増加したことや富山市内の新たな賃貸物件によるもので、セグメント利益の減益は、原材料のコストアップや新規賃貸物件の経費が増加したことによるものです。 [繊維製品製造事業]繊維製品製造事業の売上高は、国内自動車向け需要の減少により17億2千万円(前年同期比2億5千7百万円、13.0%減収)、セグメント損失は1億4千2百万円(前年同期はセグメント損失1億6百万円)となりました。 [その他]その他の売上高は、8億9千9百万円(前年同期比3億5千3百万円、28.2%減収)、セグメント利益は1千3百万円(前年同期比3千9百万円、74.2%減益)となりました。売上の減収は、主に新型コロナウイルスの影響による旅行業の減少によるものです。 (略)