東海電子/運送業界「運行管理者は足りていますか?」「足りている」が90%(独自調査) 物流システム 2023.06.17 国交省”安全プラン2025″に違和感?【独自調査】運送業界「運行管理者は足りていますか?」「足りている」が90% 点呼セミナーの参加者から見える、運送業界のホントのトコロ。 点呼機器およびアルコール検知器を開発・販売する東海電子株式会社(本社:静岡県富士市 代表:杉本 哲也)は、 この度、3月に開催したセミナー『「輸送安全規則の解釈の通達」と「指導監督の告示」をシステム製品を通して理解する講座 』(全9回)の参加者アンケートをとりまとめました。 この度、弊社が主催した3月の講座は、運行管理者に特化した運行管理者の業務(輸送安全規則20条)のうち、 もっとも課題が多いと思われる「点呼」(7条)「過労運転・飲酒運転防止(3条)」「指導監督(10条)」「運転者台帳(9条)」規則をセレクトし、3講座1セットの講座としました。合計104名の方が参加され( 講座1:37名、講座2:28名、講座3:39名)72名の方にアンケートにご回答をいただきました。こちらを元に調査結果としてお知らせいたします。 アンケートは、点呼実施率、点呼記録簿改ざん経験、無事故無違反ドライバー率、運行管理者の給与手当、飲酒運転の有無、問題飲酒者の有無等、回答しづらい質問でありながら率直な回答を頂戴し、運行管理者の実情が垣間見える結果となりました。 ■アンケート全回答は、以下よりご参照ください。https://www.tokai-denshi.co.jp/app/usr/downloads/file/1117_20210411183759_download_file.pdf ■当社による総評(私見) 概ね、点呼実施率の課題感は、IT点呼で解決できている・できるだろうと踏んでいる様子。 アルコール検知器は、ほぼ記録型となっている実態が窺える(当社顧客に限定した事も起因) 事業用自動車総合安全プラン2020や2025の「運行管理者が不足」に違和感を持つ結果が 出ている(運行管理者不足と回答した企業はごくわずかであった)。 告示 1366号の年間教育計画策定率は高かったが、無事故無違反事故ドライバー率との差異がある。指導監督の高実施率事業者と事故率のデータ、指導監督違反企業における事故率等、エビデンスが少ない領域のようだ。 飲酒教育は、言われているほど行われていないかもしれない。 飲酒防止インストラクター率と、飲酒教育を実施したことがないという回答は、プラン2020の「飲酒教育の必要性啓発をやっている」との総括には、かなりの認識乖離がある(高点呼実施率企業が多いわりには低いという意味でも)。 折しも事業用自動車総合安全プラン2025により、IT点呼拡大や飲酒運転ゼロ等、運行管理者業務の変革が待ったなしとなっており、この度のお客様のご意見は、国土交通省やトラック協会等にも、いまある現実の一部として伝わることを切に願います。 ■点呼セミナー開催のお知らせ・「輸送安全規則の解釈の通達」と「指導監督の告示」をシステム製品を通して理解する講座(4月)https://www.tokai-denshi.co.jp/app/exhibitions/view/882 ・運輸安全JOURNAL主催点呼セミナー2021「さようなら対面点呼、こんにちはリモート運行管理」4月https://www.tokai-denshi.co.jp/app/exhibitions/view/887 ~東海電子【開催中】無料オンラインセミナーのご案内~https://www.tokai-denshi.co.jp/app/exhibitions/index ■お問合せ:td-seminar@tokai-denshi.co.jp ■点呼機器及びアルコール検知器を開発販売する東海電子は、社会の「安全」「安心」「健康」を創造し、社会に貢献する企業です。東海電子コーポレートサイト: https://www.tokai-denshi.co.jp/東海電子公式 EC サイト : https://shop.tokai-denshi.co.jp/東海電子メディアサイト : https://transport-safety.jp/