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ビジョナル・インキュベーション/コロナ禍における物流業界のM&Aニーズ堅調、物流関連の譲渡案件数が昨年同期比1.5倍(事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」調べ)

物流全般 2023.06.17

コロナ禍における物流業界のM&Aニーズ堅調:物流関連の譲渡案件数が昨年同期比1.5倍(事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」調べ)

成約事例:物流拠点を増やすために運送会社をM&A

​Visionalグループのビジョナル・インキュベーション株式会社(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:永田 信)が運営する事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」(https://br-succeed.jp/)は、2020年4月~12月に「ビズリーチ・サクシード」に公開されていた物流関連の譲渡案件数が前年同期比1.5倍、前々年同期比3.6倍で、全公開譲渡案件数のうち4%超であったことをお知らせします。また、「ビズリーチ・サクシード」の累計譲り受け企業6,900社のうち物流関連会社は220社超で、物流業界のM&Aニーズが高いことがうかがえます。

■コロナ禍における物流業界のM&Aニーズは譲渡企業・譲り受け企業ともに堅調
この数年、物流業界は再編が求められており、後継者未定の企業も多いことから、事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」では、物流業界の譲渡企業・譲り受け企業のニーズはコロナ禍以前から堅調でした。M&A業界全体を見ると、2020年4~6月頃はコロナ禍の影響を受け、様子見をする企業が多く、M&Aの検討をストップする企業が多くありましたが、「ビズリーチ・サクシード」における物流業界のM&Aは、コロナ禍以前と変わらず、譲渡企業・譲り受け企業ともにニーズが堅調です。

また、2020年12月末から2021年2月初旬に「ビズリーチ・サクシード」を利用するM&Aアドバイザーに実施したアンケートでは、今後半年間でM&Aのニーズが増えそうな譲渡案件の業種の8位に「物流・倉庫」がランクインしており(注1)、今後物流関連の譲渡案件がさらに増加すると予想します。一方で、2020年10月末から11月初旬に「ビズリーチ・サクシード」利用企業に実施したアンケートにおいて、譲り受け企業の76%が「コロナ禍においてM&Aはチャンスだと捉えている」、87%が「コロナ禍においても、M&Aを前向きに検討している」と回答しており(注2)、譲り受け希望の企業も増加すると予想します。

ビジョナル・インキュベーション株式会社
ビズリーチ・サクシード事業部 事業部長 前田 洋平 コメント

「ビズリーチ・サクシード」において物流業界のM&Aニーズは堅調です。このようななか、「ビズリーチ・サクシード」では、現在検討中の案件のなかで、地場運送、長距離運送など複数の物流業界の案件で成約の可能性が高いです。運送業界のなかでも、新しいエリアに物流拠点を置き、配送網を広げたいという理由で買収を検討しているケースが多い傾向にあります。実際に、「ビズリーチ・サクシード」を通じてコロナ禍の影響下で成約した案件のなかには、新しい地域に物流拠点を置くための成約事例があります。また、規模に関しては小規模案件も注目されています。譲り受け企業のなかには、アフターコロナにドライバー・トラック不足になることを見込み、先行投資として、企業の事業戦略に合うよい案件があれば積極的にM&Aを検討しているケースが多くあります。このほか、ドライバーの勤怠管理の強化が求められるなか、長距離運送の場合、中間に拠点をつくりたいというニーズも見受けられます。物流業界のM&Aは、譲渡企業・譲り受け企業ともに今後さらにニーズが増加すると予想します。

現在の不確実性の高い経済環境において事業を成長させ続けるためには、経営のパートナーと出会えるM&Aを一つの選択肢とすることが必要と考えます。「ビズリーチ・サクシード」は、審査を通過した法人企業のみが利用できる会員制であることにこだわってきました。現在は、譲り受け企業としての利用者さまの約7割が経営に携わる方で、自ら積極的に活用されています。「ビズリーチ・サクシード」は、M&Aにおける質の高いマッチングに貢献することで、事業承継M&Aが経営戦略における選択肢として普及するよう努めてまいります。

【参考】
運送業の現状、売却相場の出し方などについて詳しく解説した記事は以下をご参照ください。
https://br-succeed.jp/content/knowledge/post-3344

(注1)ビズリーチ・サクシード「コロナ禍におけるM&A専門家へのアンケート」(調査期間:2020年12月22日~2021年2月2日、回答者:ビズリーチ・サクシードを利用するM&Aアドバイザー90人)
https://br-succeed.jp/content/news/pr/post-2827

(注2)ビズリーチ・サクシード「コロナ禍におけるM&Aに関するアンケート」(調査期間:2020年10月29日~2020年11月4日、回答者:ビズリーチ・サクシードを利用する譲り受け企業83社)
https://br-succeed.jp/content/news/pr/post-2222

■事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」について
「ビズリーチ・サクシード」は、譲渡企業と譲り受け企業をオンライン上でつなぐ事業承継M&Aプラットフォームです。譲渡企業は、ビズリーチ・サクシードに、会社や事業の概要を匿名で登録でき、譲り受け企業は、その情報を検索して閲覧できます。これにより、譲渡企業は経営の選択肢の一つとして事業承継M&Aを早期から検討できるため、経営者の選択肢が広がります。

譲渡企業は、登録から案件成約時まで、本プラットフォームの利用料は完全無料です。そのため、コストを気にせず、企業や事業の譲渡を安心して検討できます。また、譲渡企業から相談を受けたM&A仲介会社や金融機関等も、同様に本プラットフォームを無料で利用できます。

譲り受け企業は興味をもった譲渡企業へ直接アプローチできるため、譲渡企業にとっては、潜在的な資本提携先の存在や、自社の市場価値を把握するきっかけになります。2017年11月下旬にサービスを開始し、2021年3月現在、全国の譲渡案件が累計7,900件以上(公開中3,100件以上)登録され、累計譲り受け企業は6,900社以上です。事業承継M&Aプラットフォームにおいて日本最大級の譲渡案件数となっています。URL:https://br-succeed.jp/

■ビジョナル・インキュベーション株式会社について
「新しい可能性を、次々と。」をミッションとするVisionalグループの新規事業開発を担う。事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」、オープンソース脆弱性管理ツール「yamory(ヤモリー)」、クラウド活用と生産性向上の専門サイト「BizHint(ビズヒント)」、未来の経営と働き方を共創するカンファレンス「Future of Work」を運営。2020年2月、グループ経営体制への移行にともない、株式会社ビズリーチの新規事業開発組織を分社化し新設。URL:https://visional.inc/visional-incubation/

■Visionalについて
株式会社ビズリーチがグループ経営体制に移行したことにより誕生。「新しい可能性を、次々と。」をグループのミッションとし、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、人事マネジメント(HR Tech)領域におけるエコシステムを展開。また、事業承継M&A、物流DX、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。URL:https://visional.inc

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