NEWS

物流ニュース

ダイヤ工業/労働軽減アシストスーツ「DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)」が備中松山城天守登城用「駕籠(かご)」担ぎ手の動作を補助

物流全般 2023.06.17

労働軽減アシストスーツ「DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)」が備中松山城天守登城用「駕籠(かご)」担ぎ手の動作を補助

高梁市交流・連携のまちづくりプロジェクトチームとコラボレーション

ダイヤ工業株式会社(本社:岡山県岡山市、代表:松尾浩紀)が手がける、労働現場で重量物を持ち上げるなど腰への負担を感じる人の〈運ぶ〉を支援する「DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)」と、高梁市交流・連携まちづくりプロジェクトチーム(岡山県高梁市)がコラボレーション。標高430mに天守がそびえる備中松山城への送迎を想定したアルミ製かごの試乗会が2020年11月15日に開かれ、かごの担ぎ手がDARWING Hakobeludeを身に着け検証を実施した。
【URL】https://www.daiyak.co.jp/work/item/darwing-hakobelude.html

 

 

2020年9月1日より受注生産を開始した「DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)」の本来の機能に加えて、負担が少なく長時間かごを担げるよう特製の肩保護用パッドを用意した。試乗会ではプロジェクトチームメンバー2名が装着し、観光客を乗せたかごを担いで広場を周回して乗り心地を確認するとともに、DARWING Hakobeludeの実用性を検証した。
 プロジェクトチームメンバーによると、備中松山城は中腹の駐車場から天守まで約700mの山道で登城をあきらめる人も多いよう。試乗会を通して「DARWING Hakobeludeを装着することでかごを持ち上げる際のアシストをしっかり感じることができ、装着による動きにくさはなかった。試乗会は短時間であったが、肩保護用パッドのおかげで長時間の登城でも肩への負担が軽減できそうだ」とコメントした。
同社は足の不自由な方などがあきらめていた登城を実現する一助となり、サポートウェアの提供を通して地域活性化にも寄与したいと考える。

 

 「DARWING Hakobelude(ダーウィン ハコベルデ)」は、ダイヤ工業オリジナルの空気圧式人工筋肉と特殊高反発ゴムを用いて持ち上げ動作や中腰姿勢をアシスト。軽量かつ柔軟性を実現した無電力無電動のサポートウェアである。
リュックサックを背負うように装着し、肩から腰と脇から腰にかけては特殊高反発ゴムを、腰から大腿部にかけては特殊高反発ゴムと人工筋肉を内蔵している。腰を落としてしゃがむことにより内蔵した特殊高反発ゴムが伸ばされ、ゴムの収縮力が発生して自然に上半身を起こしてくれるようなアシストが得られ、重い荷物などを持ちあげる際に背中から大腿部にかけての背面の筋肉を補助する機能を発揮する。
また人工筋肉は空気を送り込むことで人の筋肉と同じように収縮しパワーが発生する機構。その作用によって人が中腰姿勢を維持するときに使う背面の筋肉を補助する働きをする。人工筋肉ONモードでは長時間の中腰姿勢で作業する場合などに姿勢維持がラクになるよう設計されている。
手動ポンプを用いて空気を送り込むため充電不要で稼働時間を気にせず使用できる。また電力を一切使用しないので突然の雨などでも使用が可能で、屋外、屋内問わず様々な環境で活躍する。
重さ約800g、2サイズ展開(L、M)、定価85,800円(税込)。

【ダイヤ工業株式会社】
所在地:〒701-0203 岡山県岡山市南区古新田1125
代表者:代表取締役 松尾浩紀
設立:1963年4月
資本金:1,000万円
Tel:086-282-1245 (平日:9:00~17:30)
Fax:086-282-1246
メール:info@daiyak.co.jp
URL:https://www.daiyak.co.jp/work/
事業内容:コルセット、サポーター、インソール、テーピング・トレーニング用品など多岐にわたる製品を開発・製造・販売

Translate »