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日本トランスシティ/経常利益は前年比12・8%減(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高    営業利益   経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 48,058 △5.0  1,544 △7.3  1,906 △12.8  1,211 △13.3

2020年3月期第2四半期 50,591 3.4   1,665 0.7   2,188 △1.1   1,398 △6.9

(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 1,528百万円 (20.0%)  2020年3月期第2四半期 1,274百万円(△21.4%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大により経済活動が 停滞し、景気は大きく落ち込みました。緊急事態宣言解除後に経済活動は徐々に再開されたものの、感染再拡大 への懸念が続いており、依然として先行き不透明な状況が続きました。 こうした経済環境下におきまして、物流業界では、国内貨物の荷動きは低調に推移し、輸出入貨物も減少する など、物流を取り巻く環境は厳しい状況となりました。 こうした状況のなか、当社グループの業績は、総合物流事業において、倉庫業では、入出庫にかかる取扱量は 前年同期に比べ減少し、期中平均保管残高は増加しました。港湾運送業では、四日市港におけるバイオマス燃料 の輸入取扱が本格化し取扱量は増加したものの、海上コンテナおよび完成自動車等の取扱量が前年同期に比べ減 少したことにより、全体の取扱量は減少しました。陸上運送業では、国内貨物の荷動きが低調に推移したことに より、トラック輸送および鉄道輸送の取扱量は前年同期に比べ減少しました。国際複合輸送業では、世界経済の 停滞により、海上・航空輸送ともに、輸出入貨物の取扱量は前年同期に比べ減少しました。このような状況にお いて、第2四半期は第1四半期と比べ持ち直しの兆しが見られたものの、総合物流事業全体の売上高は、前年同 期比4.8%減の476億3千5百万円となりました。 その他の事業につきましても、厳しい環境下ではありましたが、業務の効率化や収支改善に努めました。 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の連結売上高は、国内外ともに貨物取扱量が減少したことなどから、 前年同期比5.0%減の480億5千8百万円となりました。連結経常利益は、経費削減に努めたものの、低調な荷動 きによる営業利益の減少ならびに受取配当金の減少等により、前年同期比12.8%減の19億6百万円となりまし た。親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券評価損の計上等により、前年同期比13.3%減の12億1 千1百万円となりました。

(略)

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