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川西倉庫/経常利益は前年比30・9%減(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           営業収益   営業利益  経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 11,308 △5.7  201 △44.4  255 △30.9  398 69.4

2020年3月期第2四半期 11,998 3.8   362 15.2   369 10.1   235 60.7

(注)包括利益 2021年3月期第2四半期  174百万円 (0.7%) 2020年3月期第2四半期  173百万円 (―%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が経済活動・社会活動に 大きな打撃を与えており、景気が急激に悪化するなど、極めて厳しい状況となりました。 このような状況のもと、当社グループは新型コロナウイルス感染防止のため、集合形式の会議、研修、出張及び 懇親会等の開催の原則禁止、在宅勤務及び時差出勤等を推進し、感染リスクの低減を図りながら営業活動を維持し てまいりました。 新型コロナウイルス感染拡大の影響による当社グループの業績への影響は避けられないものの、現在進行中の中 期経営計画『Vision2021・新たな発展を目指して』で掲げる、北関東地区の新倉庫や海外倉庫の安定稼働、集荷強 化等による既存事業の拡大・強化、新倉庫建設やASEAN地区への投資等の成長に向けた戦略的投資について は、進捗の遅れはあるものの、当初の予定どおり取り組んでまいりました。 その結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり貨物の荷動きが低迷しまし た。保管残高は高水準で推移したものの、入出庫高が大きく減少したため、運送業務等が減少し、神戸港での港湾 運送取扱業務も低調に推移したことにより、営業収益は前年同期を下回る結果となりました。営業利益について も、貨物の取扱高の減少が大きく影響し前年同期を下回り、経常利益についても同様に前年同期を下回る結果とな りました。親会社株主に帰属する四半期純利益については特別利益に受取補償金を計上したこと等により前年同期 を上回りました。 その結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比5.7%減少の11,308百万円、営業利益は前年同期 比44.4%減少の201百万円、経常利益は前年同期比30.9%減少の255百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は 前年同期比69.4%増加の398百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

①国内物流事業

国内物流事業においては、貨物取扱高の減少により、倉庫業務、運送業務が減少し、神戸港での港湾運送取扱 業務も低調に推移するなど、営業収益は前年同期を下回りました。セグメント利益についても、貨物の取扱高の 減少により前年同期を下回りました。 その結果、営業収益は前年同期比5.8%減少の9,784百万円、セグメント利益は前年同期比22.2%減少の561百 万円となりました。

②国際物流事業

国際物流事業においては、輸出入貨物の取扱いが減少したことにより、営業収益は前年同期を下回りました。 セグメント損失(当第2四半期連結累計期間、前年同期とも損失)についても貨物量の減少の影響により損失が 拡大しました。 その結果、営業収益は前年同期比5.2%減少の1,316百万円、セグメント損失は9百万円(前年同期はセグメン ト損失2百万円)となりました。 なお、不動産の賃貸事業及び物流資材の販売事業並びに太陽光発電の売電事業等のその他事業は、営業収益は 前年同期比8.7%増加の251百万円、セグメント利益は前年同期比11.1%増加の133百万円となりました。

(略)

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