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日新/2億5100万円の営業損失を計上(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高     営業利益   経常利益  当期純利益

2021年3月期第2四半期 69,183 △33.1  △251 -    612 △73.5   △155 -

2020年3月期第2四半期 103,408 △5.5  1,897 △32.8  2,309 △29.2  1,455 △33.9

(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 803百万円( △15.0%) 2020年3月期第2四半期 945百万円(△52.2%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

①当第2四半期の経営成績

当第2四半期累計期間における世界経済は、中国及びアジアの一部地域で回復の動きが見られたものの、新型 コロナウイルス感染症拡大の懸念は依然継続しており、本格的な経済活動再開には至りませんでした。当社にお きましても、貨物の動きは緩やかながら回復傾向を示しましたが、旅客数の減少は依然厳しい状況が続きまし た。このような状況下、当社グループは感染拡大の予防、テレワーク、サテライト事務所設置等、感染拡大防止 に努めるとともに、一層の経費削減に取組みました。しかしながらこれら諸施策実施の効果は限定的であり、厳 しい経営環境が継続しました。 これらの結果、当第2四半期連結累計期間(以下「第2四半期」)における売上高は前年同期比33.1%減の 69,183百万円、営業損失は251百万円(前年同期 営業利益1,897百万円)、経常利益は前年同期比73.5%減の612 百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は155百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益1,455 百万円)となりました。セグメントの業績は以下のとおりとなります。

②セグメントの業績

(ⅰ)物流事業

[日本]

輸入関連は旺盛な中食需要継続により食品関連輸入、倉庫保管、国内配送案件が堅調に推移しました。また、 生活雑貨貨物の輸入、倉庫保管、家電製品の取扱いも好調でした。輸出は、航空便の減便等で輸送量が制限され、 取扱い総重量は伸び悩みましたが、中国での工業製品生産の回復に伴い、電子部品の航空輸出が第2四半期を通 じ、好調を維持しました。

[アジア]

インド、タイ、マレーシアにおいて自動車関連貨物の荷動きが徐々に回復、ベトナムでは電子部品関連の扱い が増加、特に航空貨物輸出が好調でした。 [中国] 工業製品生産の回復が著しく、国内需要も活発でした。これらに伴い米国向け電子機器、部品の航空輸出、生 活雑貨貨物の欧州向け鉄道輸送、日本向け家電製品輸出が好調でした。中国国内向け生活雑貨関連のDC業務も底 堅く推移しました。

[米州]

食品の日本向け海上輸出は第2四半期を通し堅調に推移しました。自動車関連貨物は7月以降緩やかながら荷 動きの回復が始まり、倉庫部門は堅調に推移しました。一方、フォワーディング部門は伸び悩みました。

[欧州]

ドイツでの家電製品の倉庫保管、配送業務はほぼ例年の物量まで回復しましたが、英国、ドイツの自動車関連 貨物の荷動きは依然低迷しました。 この結果、売上高は前年同期比7.3%減の67,090百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比37.7%減の 742百万円となりました。

(ⅱ)旅行事業

日本発着便については一部の地域間でフライトが再開されましたが、依然、旅客数の回復には至っておりませ ん。 この結果、売上高は前年同期比95.1%減の1,496百万円、セグメント損失(営業損失)は1,379百万円(前年同 期 セグメント利益(営業利益)239百万円)となりました。

(ⅲ)不動産事業

インバウンド需要低迷により京浜地区における駐車場収入が減少しました。 この結果、売上高は前年同期比9.4%減の776百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比17.5%減の378 百万円となりました。

(略)

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