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トナミホールディングス/経常利益は前年比26%減(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            営業収益   営業利益   経常利益   当期純利益

2021年3月期第2四半期 64,083 △6.6  2,415 △29.3  2,727 △26.0  1,654 △32.8

2020年3月期第2四半期 68,576 1.8   3,415 △2.5   3,687 1.0   2,461 7.1

(注) 包括利益 2021年3月期第2四半期 4,103百万円( 52.8%) 2020年3月期第2四半期 2,685百万円( △16.1%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年9月30日、以下「当第2四半期」という。)における日本経 済は、新型コロナウイルス感染症の影響により、社会および経済活動が停滞し、持ち直しの動きもみられるものの、 極めて厳しい状況で推移しております。 物流業界におきましても、2020年度の国内貨物輸送量において伸び率は、リーマンショック時を下回ることが予 想される一方で、少子高齢化と輸送の多頻度・小口化進展を背景とした労働力不足への懸念に加え、労働環境の改 善対応にともなう人件費負担増や委託費の増大など、厳しい経営環境が続いております。 このような環境の中、当社グループは、本年が最終年度となる第21次中期経営計画(2018年4月1日~2021年3 月31日)において、「持続的な成長企業への進化!! Try & Growth “2020”」をスローガンのもと、事業継続 にむけた経営基盤の強化に邁進しております。 当中期経営計画では働き方改革を経営の中心に据え、本年も初年度より取組んできた「1人・時間当たりの生産 性改善」、「安全・安心・安定した職場環境の実現」、「人材採用活動の推進」、「メンター制度推進」に加え、 働き方改革関連法に基づいた社内環境の改善活動を進めております。 貨物自動車運送事業及び貨物利用運送事業においては、2020年7月31日付で新たに新生倉庫運輸㈱をグループ連 結子会社とし、物流事業基盤の更なる強化を行いました。 また、新規顧客拡販・既存顧客深耕による事業収益の拡大に注力するとともに、多様化する荷主企業の物流ニー ズに沿うサービスの提案を通じ、3PL(サードパーティロジスティクス)をはじめとする事業の拡大につとめま したが、新型コロナウイルス感染症の影響による、企業活動の制限や個人消費の低迷により貨物輸送量が減少いた しました。 その結果、当社グループの当第2四半期における経営成績は、営業収益において64,083百万円と、前年同四半期 に比べ4,493百万円(6.6%)の減収となりました。 利益面におきましては、貨物輸送量の減少に応じた戦力の見直しと効率的な運送形態の構築に加え、IoTを活用 した事務作業の生産性向上によるコストコントロール機能の強化を進めるとともに、貨物開発などの収益拡大取組 みによる、利益基盤の再構築に努めましたが、営業利益は2,415百万円と、前年同四半期に比べ1,000百万円(29.3 %)の減益となりました。 経常利益は2,727百万円と、前年同四半期に比べ960百万円(26.0%)の減益となりました。 また、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1,654百万円を計上し、前年同四半期に比べ807百万円(32.8%) の減益となりました。 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 なお、以下におけるセグメント利益は営業利益ベースの数値であります。

①物流関連事業

当第2四半期における物流関連事業は、貨物輸送量の減少などにより営業収益は58,700百万円と、前年同四半期 に比べ4,330百万円(6.9%)の減収となりました。 セグメント利益は、2,188百万円を計上し、前年同四半期に比べ936百万円(30.0%)の減益となりました。

②情報処理事業

情報処理事業における営業収益は1,568百万円で、前年同四半期に比べ78百万円(5.3%)の増収となりました。 セグメント利益は182百万円を計上し、前年同四半期に比べ34百万円(15.9%)の減益となりました。

③販売事業

物品販売ならびに委託売買業、損害保険代理業等の販売事業における営業収益は2,902百万円で、前年同四半期に 比べ229百万円(7.3%)の減収となりました。 また、セグメント利益は40百万円を計上し、前年同四半期に比べ24百万円(37.4%)の減益となりました。

その他では、自動車修理業、その他事業などで営業収益912百万円を計上し、前年同四半期に比べ11百万円(1.3 %)の減収となりました。 セグメント利益は95百万円を計上し、前年同四半期に比べ15百万円(18.7%)の増益となりました。

(略)

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