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福山通運/経常利益は前年比14・3%減(2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2021年3月期  第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高     営業利益   経常利益   当期純利益

2021年3月期第2四半期 138,431 △4.5  9,476 △15.5  10,042 △14.3  6,663 △8.3

2020年3月期第2四半期 144,885 4.5   11,211 15.8   11,716 8.5   7,268 △2.7

(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 10,027百万円 (25.9%) 2020年3月期第2四半期 7,967百万円 (△20.2%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界的な新型コロナウイルス感染症の影響下において、5月 の緊急事態宣言解除以降は、段階的に経済活動が再開しましたが本格的な回復には至らず、依然として先行き不透 明な状況で推移いたしました。 貨物自動車運送業界におきましては、新型コロナウイルス感染症に起因する生活様式の変化はeコマースの流れ をさらに加速させ、個人宛荷物については増加するなど、一時的な回復傾向が見られたものの、個人消費、設備投 資をはじめ経済活動全般が停滞し貨物輸送量は低調に推移いたしました。 このような状況のもと当社グループにおきましては、各事業において営業施策の推進により新たな取引先の拡大 を図るとともに、主力事業である運送事業におきましては、8月に新運賃の届け出を行い、運賃の見える化と事務 作業の合理化を進めてまいりました。 以上の結果、売上高は1,384億31百万円(前年同四半期比4.5%減)、営業利益は94億76百万円(前年同四半期比 15.5%減)、経常利益は100億42百万円(前年同四半期比14.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は66億 63百万円(前年同四半期比8.3%減)となりました。 これらをセグメント別に見た事業の概況は次のとおりであります。 運送事業におきましては、配送ルートや構内作業の見直しによる一層の自社化を推進し、生産性の向上に取り組 んでまいりましたが、企業間物流における輸送物量が減少するなか、低調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は1,216億91百万円(前年同四半期比4.8%減)、営業利益は85億6百万円(前年同四半期比 17.8%減)となりました。 流通加工事業におきましては、昨年度開設した浜松西営業所、一宮支店に加え、6月に開設した前橋支店の増床 により営業力を強化してまいりました。また、既存施設におきましても、料金改定による収支改善と多様化する顧 客ニーズに応える提案を行い、稼働率向上に努めてまいりました。 以上の結果、売上高は92億21百万円(前年同四半期比5.7%増)、営業利益は15億67百万円(前年同四半期比 22.9%増)となりました。 国際事業におきましては、主要顧客の輸入取扱物量の増加に伴い、通関事業の取扱い件数は増加しましたが、新 型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた海外での運送事業は大幅に減少いたしました。 以上の結果、売上高は37億23百万円(前年同四半期比14.9%減)、営業利益は1億26百万円(前年同四半期比 49.0%減)となりました。 その他事業におきましては、外出自粛に伴う一部の商品販売は増加しましたが、総じて物品販売事業が振るわず 低調に推移いたしました。 以上の結果、売上高は37億95百万円(前年同四半期比4.1%減)、営業利益は11億28百万円(前年同四半期比 16.2%減)となりました。

(略)

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