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メディパルホールディングス/クライオポートとの協業で特殊温度帯管理下でのサプライチェーン・ソリューションを日本市場に投入

物流システム 2023.06.17

クライオポートとメディパルホールディングスの協業により

特殊温度帯管理下でのサプライチェーン・ソリューションを日本市場に投入

ライフサイエンス・サプライチェーン・ソリューションにおけるグローバルリーダーであ る Cryoport, Inc.(以下「クライオポート」という)と、株式会社メディパルホールディング ス(以下「メディパル」という)は、2020年8月4日に、日本における再生医療サプライ チェーンの統合ソリューションの構築に関して、複数年にわたる戦略的提携に合意いたしま したのでお知らせいたします。

クライオポートとメディパルは、厳格な温度管理やトレーサビリティ、およびグローバル な流通が求められる細胞・遺伝子療法の総合的なサプライチェーンの管理ソリューションの 提供を目的とし、提携に合意いたしました。現在開発中の細胞・遺伝子治療製品や今後上市 が期待される治療薬の増加に対応するため、今回の提携を通して、両社の強みを融合させ、 日本、アジア太平洋地域および全世界のバイオ医薬品企業に向けて、信頼性の高いシームレ スな流通サービスの提供を実現してまいります。 クライオポートは、世界各地で465件以上の治験薬物流のほか、複数の細胞・遺伝子治 療製品の流通をサポートしています。ライフサイエンス業界向けの独自の温度管理ソリュー ションにより、ユーザーは24時間体制で出荷をモニタリングでき、輸送中の生物学的製剤 の状態、位置情報、配送業者の取り扱い状況を追跡することが可能です。また、輸送中に問 題が発生した場合、クライオポートが速やかに状況を改善いたします。 メディパルは、ヘルスケア業界においてスペシャリティ医薬品を、-196℃~37℃の 幅広い温度範囲で、厳密な温度管理とトレーサビリティ担保のもと、信頼性が高く効率的で タイムリーな業界をリードする物流ソリューションを提供しております。独自開発したSD DU(Specialty Drug Distribution Unit:液体窒素を用いた液体気相下で超低温を長時間保 持する医薬品物流ユニット)をはじめとする高品質な物流機能を活かし、日本における再生医療等製品の流通での豊富な実績を有しております。今回の提携の目的は、医薬品流通にお ける両社の日本および世界の顧客に対してリスクを軽減し、確実性を高める完全統合型ソリ ューションを提供し、クライオポートとメディパルの双方の事業収益を向上させることです。 メディパルの代表取締役社長である渡辺秀一は、「今回のクライオポートとの提携により、 両社の強みを相互に補完し合いながら、日本市場のみならず海外においても一貫した高品質 な物流サービスをシームレスに提供できるようになります。また、今回の提携は、国内外の アンメット・メディカル・ニーズの充足に向けた取組みを加速し、新たな治療法を待つ患者 様や治療に携わる医師、医療従事者の皆さまのお役に立てるものと確信しています。」と述べ ております。 クライオポートのCEOである Jerrell Shelton は、「クライオポートの Chain of ComplianceⓇの技術と情報管理は、世界中のバイオ製薬企業から信頼されています。当社は、 SmartPak™コンディション・モニタリング・システムと Cryoportal™技術を用いて、細胞・ 遺伝子治療製品の状態を梱包から輸送、開梱までリアルタイムで監視することで、潜在的な リスクを大幅に軽減しています。今回のメディパルとの提携により、日本のみならず世界の 細胞・遺伝子治療分野で共に成長していくことを期待しています。」と述べております。

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