日本水産/物流事業の営業利益は前年同期比1億88 百万円増(2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2021年3月期第1四半期 162,254 △6.8 4,251 △25.5 4,952 △18.4 3,189 △11.9 2020年3月期第1四半期 174,143 △0.3 5,704 △23.7 6,067 △26.2 3,619 △30.9 (注) 包括利益 2021年3月期第1四半期 1,621百万円(△56.2%) 2020年3月期第1四半期 3,703百万円( △6.8%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を大きく受け、企業 収益・雇用環境とも急激に悪化しました。また、緊急事態宣言下の休業要請や外出自粛により、個人消費も大き く落ち込みました。 世界経済(連結対象期間1-3月)につきましても、2月下旬から新型コロナウイルスの影響が徐々に顕在化 し、3月には米国や欧州各国で非常事態宣言やロックダウンが実施されたことなどにより、企業収益や個人消費 が急激に落ち込みました。 当社および当社グループにつきましては、外出自粛により家庭内消費が増加したことで、家庭用食品の販売は 国内・海外とも堅調に推移しましたが、外食・観光需要は急減しホテル・レストラン向け水産品・業務用食品の 販売が減少、需要減により水産市況も悪化しました。また、コンビニエンスストア向け商品の売上にも影響しま した。 新型コロナウイルスへの対応につきましては、感染拡大防止のため「在宅勤務」「WEB会議」などを組合せし、 「3つの密」にならない働き方を実施しております。また、生活に大きな影響を受けた方や、最前線で医療に従 事されている方々に対し缶詰の提供など支援を行っています。今後も感染防止対策を徹底し、お取引先様や従業 員の安全確保に努め、食品の生産・供給責任を果たしていくとともに、支援活動についても引き続き検討・実施 してまいります。 このような状況下で当第1四半期連結累計期間の営業成績は、売上高は1,622億54百万円(前年同期比118億88百 万円減)、営業利益は42億51百万円(前年同期比14億53百万円減)、経常利益は49億52百万円(前年同期比11億14百 万円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は31億89百万円(前年同期比4億29百万円減)となりました。(略) セグメント別の概況は次の通りであります。 (略) (4) 物流事業 物流事業につきましては、冷蔵倉庫事業、配送事業、通関事業を営んでおります。 <当第1四半期連結累計期間の概況> 物流事業では売上高は41億61百万円(前年同期比2百万円増)となり、営業利益は4億35百万円(前年同期比1億88 百万円増)となりました。 ・前年の退職給付に関わるコスト増が無くなり増益となりました。 (略)