国土交通省/デジタル技術等の内航海運への導入促進につながるサービスが開始 物流システム 2023.06.17 タスケブネ、出航!!~デジタル技術等の内航海運への導入促進につながるサービスが開始されます~ 令和2年7月1日 国土交通省は、株式会社タスケブネ(広島市若草町)が本日付でサービスを開始した、LINE WORKSを活用した内航船主と修理業者をつなぐ新しいマッチングサービスについて、デジタル技術等の新技術の内航船への導入を促進するものとして、海上運送法に基づき、先進船舶導入等計画の認定を行いました。 概要 ○今般、三洋汽船株式会社、有限会社エヴァライン、株式会社SKウインチが共同で設立した株式会社タスケブネが作成した、LINE WORKSを活用した内航船主と修理業者をつなぐ新しいマッチングサービスに関する先進船舶導入等計画『「タスケブネ」を中核としたヒューマンリソースの有効活用促進による海運のデジタル化の加速と「止めない船」の実現』を認定しました。 ○この計画は、ビジネス版のLINE「LINE WORKS」のサービスを利用して内航船主と修繕業者を効率的につなぐ仕組みを提供し、広く普及させていくことを目指すものであり、内航業界初となる取組です。 ○この仕組みが普及すれば、全国どこでも内航船に発生した急なトラブルへの対応が可能となるほか、技術者などの修繕に必要となるリソースが有効に活用できるようになるため、今後、内航船にIT技術等の新技術の導入を進めるに当たって課題となる可能性がある、新技術に対応できる技術者の不足などの解消につながることが期待されます。 ○内航海運の近代化は、国土交通省としても重要な政策課題と認識しており、本年5月にとりまとめた「海事将来像検討会」の報告書においても、内航海運の課題解決を今後の施策の柱のひとつと位置づけています。今回認定した計画が着実に取り組まれることにより、内航海運の課題解決にとって大きな一助となることが期待されます。 添付資料 報道発表資料(PDF形式:176KB) (別紙)制度概要と認定した先進船舶導入等計画の概要(PDF形式:139KB) (参考)サービスイメージ(PDF形式:462KB)