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上組/経常利益は前年比4・6%増(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

      営業収益   営業利益  経常利益  当期純利益

2020年3月期 278,815 1.4  24,679 5.8  26,407 4.6  18,378 △0.1

2019年3月期 274,893 5.2  23,332 1.5  25,235 2.5  18,388 2.7

(注)包括利益 2020年3月期  14,873百万円 (△13.5%) 2019年3月期  17,195百万円 (△6.5%)

(略)

1.経営成績等の概況

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな回復基調で推移してきたものの、長期化する米中の貿易摩擦のリ スクに加え、年度末には新型コロナウイルス感染症の世界的流行により国内外の経済活動に多大な影響を及ぼし、景 気の先行きは厳しい状況となっております。 物流業界におきましても、受注競争の激化や顧客ニーズの多様化、労働力確保の問題に加えて、米中の貿易摩擦か らなる輸出貨物の減少、新型コロナウイルス感染症の影響による輸入貨物の停滞など、経営環境は一層厳しい状態と なっております。 このような状況下にあって当社グループは、国内におきまして新たに港湾運送事業会社の株式を取得したことや、 鹿児島県志布志市に飼料用倉庫、岡山県倉敷市に定温倉庫の増設を行いました。また、海外におきましてもカンボジ アの港湾公社の株式を追加取得するなど、国内外に積極的な投資を行ってまいりました。 この結果、当連結会計年度における営業収益は、国内物流事業が堅調に推移したことにより、前連結会計年度に比 べて1.4%増収の2,788億15百万円となりました。利益面におきましては、営業利益は前連結会計年度に比べて5.8% 増益の246億79百万円、経常利益は前連結会計年度に比べて4.6%増益の264億7百万円、親会社株主に帰属する当期 純利益は、前年にあった移転補償金がなくなったことなどにより、前連結会計年度に比べて僅かに減益の183億78百 万円となりました。 セグメント別の事業の状況は次のとおりであります。

[国内物流事業]

国内物流事業におきましては、連結子会社の増加に加え、自動車の取扱い及び保管料収入の増加により、港湾運送 関連及び倉庫保管事業が堅調に推移したため、国内物流事業部門の営業収益は前連結会計年度に比べて1.2%増収の 2,290億34百万円となり、セグメント利益は5.0%増益の218億43百万円となりました。

[国際物流事業]

国際物流事業におきましては、発電設備、橋梁などの海外プラント貨物の取扱いが増加したことにより、国際物流 事業部門の営業収益は前連結会計年度に比べて3.8%増収の354億85百万円となり、セグメント利益は前年の減益の反 動により10.4%増益の13億56百万円となりました。

[その他]

その他の事業におきましては、建設機工事業の取扱いが減少したことにより、その他の事業部門の営業収益は前連 結会計年度に比べて1.7%減収の284億90百万円となりましたが、エネルギー関連の重量貨物運搬事業が堅調に推移し たことにより、セグメント利益は13.9%増益の14億76百万円となりました。

(略)

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