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センコーグループホールディングス/経常利益は前年比4・4%増(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       営業収益  営業利益   経常利益  当期純利益

2020年3月期 570,030 7.6  20,656 5.2   20,744 4.4  12,081 3.4

2019年3月期 529,609 7.6  19,631 14.9  19,876 14.8  11,681 22.9

(注)包括利益 2020年3月期 10,677百万円 (1.2%) 2019年3月期 10,547百万円 (△18.2%)

(略)

①当期の経営成績の概況

当連結累計期間(2019年4月1日~2020年3月31日 以下「当期」)における日本 経済は、雇用・所得環境の改善が続いたものの、米中の貿易摩擦による海外経済の減速顕在化、 消費増税前の駆け込みと増税後の反動などにより、先行き不透明な状況で推移いたしました。 特に、第4四半期に発生した新型コロナウイルス感染拡大の影響により、非常に厳しい経営環 境となりました。 このような中、当社グループは中期経営5ヵ年計画「センコー・イノベーションプラン 2021(SIP21)」の3年目として、業容の拡大と強化などに取り組んでまいりました。 当期の主な取り組みは以下のとおりです。 物流事業では、センコー株式会社が5月に「印西ロジスティクスセンター」(千葉県印西 市)、10月に「大分PDセンター」(大分県大分市)を、2月に「尼崎PDセンター」(兵庫 県尼崎市)をそれぞれ稼働させました。 また、株式会社ランテックが7月に「関西支店」(兵庫県西宮市)で冷凍冷蔵倉庫を稼働させま した。 海外では、タイの大手外食チェーングループである「MK Restaurant Group Public Company Limited」との合弁会社である「M-Senko Logistics Co., Ltd.」が10月に3温度帯(冷凍・冷 蔵・常温)の「M-SENKO ロジスティクスセンター」を稼働させ、タイ国内でのコールドチ ェーン展開を図っています。 商事・貿易事業では、アスト株式会社が大手量販店グループ向けの家庭紙製品の取扱いを全国 的に開始いたしました。 ライフサポート事業では新規出店を積極的に進めています。デイサービス店舗などを運営する 株式会社ビーナスは11ヵ所、フィットネスジムなどを運営する株式会社ブルーアースジャパン は初めての海外進出となるフィリピンのセブ島を含む6ヵ所、住宅型老人ホームなどを運営する 株式会社けいはんなヘルパーステーションは2ヵ所新規出店いたしました。 ビジネスサポート事業では東京都江東区潮見の本社敷地内で建設を進めていた「東京イースト サイド ホテル櫂会」が2月にグランドオープンいたしました。 環境負荷低減への取り組みについては、日本物流団体連合会から、6月にセンコー株式会社と 株式会社ランテックがそれぞれ「物流環境特別賞」を、11月にセンコーグループ4社が「モー ダルシフト取り組み優良事業者賞」を受賞いたしました。(略)

当期の連結営業収益は、拡販や料金改定の効果、物流センターの開設効果、海外のグループ会 社及びライフサポート事業会社を連結子会社化したことなどにより、5,700億30百万円と 対前期比404億21百万円の増収となりました。利益面におきましては、外注費の上昇などの コストアップ及び新型コロナウイルスの感染拡大の影響がありましたが、先に述べた増収効果、 生産性向上の取り組みなどにより、連結営業利益は206億56百万円と対前期比10億24百 万円の増益、連結経常利益は207億44百万円と対前期比8億68百万円の増益となりまし た。親会社株主に帰属する当期純利益は120億81百万円と対前期比3億99百万円の増益と なりました。 当期のセグメント別の状況は、以下のとおりです。

(物流事業)(略)

前期並びに当期に稼働させた物流センターの開設効果、拡販や料金改定の効果、海外のグルー プ会社7社を連結子会社化したことなどにより、営業収益は3,927億28百万円と対前期比 173億43百万円の増収、セグメント利益は178億47百万円と対前期比16億37百万円 の増益となりました。

(商事・貿易事業)(略)

大手量販店グループ向けの家庭紙の拡販などがありましたが、外注費の上昇などのコストアッ プがあり、営業収益は1,613億14百万円と対前期比190億20百万円の増収、セグメン ト利益は21億19百万円と対前期比1億60百万円の減益となりました。

(その他事業)(略)

飲食事業を展開する株式会社ライフイートを連結子会社化したこと、介護・フィットネス店舗 の新規出店、ホテル開業などによる事業拡大がありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の 影響を受け、営業収益は159億87百万円と対前期比40億57百万円の増収、セグメント利 益は14億19百万円と対前期比2億60百万円の減益となりました。

②今後の見通し

世界的な拡大を見せる新型コロナウイルス感染症の影響を受け、先行きは極めて不透明な状況 にあります。このような状況のもと、次期の業績予想については、現時点において合理的に算定 することが困難なことから、未定とさせていただきます。業績予想の開示が可能となった時点で 速やかに公表いたします。

(略)

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