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名港海運/経常利益は前年比5・7%減(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

      売上高    営業利益   経常利益  当期純利益

2020年3月期 70,903 △2.2  4,911 △8.2  5,941 △5.7  3,888 △11.1

2019年3月期 72,464 12.1  5,348 21.5   6,302 23.6  4,372 19.9

(注)包括利益 2020年3月期  2,596百万円 (△6.5%) 2019年3月期  2,776百万円 (△42.1%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業の設備投資や雇用所得環境は堅調に推移した一方、輸出の減少を背 景とした生産活動の低迷や、米中貿易摩擦、新型コロナウイルス感染拡大等を原因とした世界経済の減速により、 先行き不透明な状況となっております。 このような環境のなかで、当社グループが営業の基盤を置く名古屋港の港湾貨物は、輸出は工作機械や自動車部 品等が減少し、輸入はアルミニウムや液化天然ガス等が減少したことにより、前年実績を下回りました。 当社グループといたしましては、輸出貨物は、自動車部品等の取扱いが減少しました。輸入貨物は、非鉄金属や 油脂原料等は減少しましたが、とうもろこし等の取扱いが増加しました。 これらの結果、当連結会計年度の当社グループの売上高は、709億3百万円と前年同期と比べ15億61百万円(2.2 %)の減収となりました。 営業利益は、49億11百万円と前年同期と比べ4億37百万円(8.2%)の減益となりました。 経常利益は、59億41百万円と前年同期と比べ3億60百万円(5.7%)の減益となりました。 親会社株主に帰属する当期純利益は、38億88百万円と前年同期と比べ4億83百万円(11.1%)の減益となりまし た。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

<港湾運送およびその関連>

港湾運送部門

当部門は、船内作業は減少となりましたが、当連結会計年度よりMEIKO TRANS(THAILAND)CO.,LTD.を新たに連結範 囲に追加したことにより、前年並みとなりました。 売上高といたしましては、426億47百万円と前年同期と比べ2億16百万円 (0.5%)の増収となりました。

倉庫保管部門

当部門は、国内保管貨物の取扱いが減少しましたが、海外保管貨物の取扱いが増加したことにより、前年並みと なりました。 売上高といたしましては、85億99百万円と前年同期と比べ78百万円 (0.9%)の減収となりました。

陸上運送部門

当部門は、鋼材を中心とした内国貨物輸送が減少したことにより、取扱いは減少となりました。 売上高といたしましては、111億27百万円と前年同期と比べ3億12百万円 (2.7%)の減収となりました。

航空貨物運送部門

当部門は、航空貨物需要の低下により、輸出入ともに取扱いは減少となりました。 売上高といたしましては、31億50百万円と前年同期と比べ15億66百万円 (33.2%)の減収となりました。

その他の部門

当部門は、内航海上運送が増加しましたが、梱包作業の減少により、前年並みとなりました。 売上高といたしましては、39億74百万円と前年同期と比べ29百万円 (0.7%)の減収となりました。 これらの結果、港湾運送およびその関連の売上高は、694億99百万円と前年同期と比べ17億70百万円(2.5%)の 減収となりました。

<賃貸>

当事業は、前第3四半期連結会計期間より名郵不動産㈱を連結範囲に追加したことおよび倉庫賃貸面積の拡大に より、増加となりました。 この結果、賃貸の売上高は、14億3百万円と前年同期と比べ2億9百万円(17.5%)の増収となりました。

(略)

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