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東陽倉庫/経常利益は前年比6・2%増(2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2020年3月期  決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       営業収益  営業利益  経常利益 当期純利益

2020年3月期 29,661 2.4  1,272 3.9   1,611 6.2  1,040 1.9

2019年3月期 28,962 6.7  1,224 20.9  1,517 19.5  1,020 15.4

(注)包括利益 2020年3月期 906百万円 (15.1%) 2019年3月期 787百万円 (△26.4%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における日本経済は、当初、好調な企業収益と雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復傾向で推 移しておりましたが、年度半ば以降、米中貿易摩擦及び中国経済減速の影響により輸出・生産が伸び悩み、設備投資 も増勢が鈍化する中、年度終盤には、新型コロナウイルスの感染が拡大し、経済活動の停滞、個人消費の落ち込みな ど、厳しい状況となりました。 物流業界の貨物取扱量は、国内貨物は年間を通じて堅調に推移しました。輸出貨物は中国向けの自動車部品、産業 機械等が減少しました。一方、輸入貨物はオーストラリアからの鉄鉱石、中東からのLNGが減少しました。 このような事業環境のもと、当社グループは、企業理念である『「もの」づくり、人の「くらし」を支える』を踏 まえ、持続的成長を続けるため、①運送体制と流通拠点の強化による3PL物流の推進、②海外拠点の拡充を含めた グローバルな業務の強化、③不動産賃貸料等の安定収入の拡大、を中心に営業力の強化を図るとともに、経営の効率 化をより一層推進し、経費の節減に努めてまいりました。 この結果、営業収益は前年同期と比べ699百万円増加(2.4%)し、29,661百万円となりました。営業利益は前年同 期と比べ47百万円増加(3.9%)し、1,272百万円となりました。経常利益は金融収支の改善等により、前年同期と比 べ93百万円増加(6.2%)し、1,611百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期と比べ19百万 円増加(1.9%)し、1,040百万円となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

<物流事業>

倉庫業務においては、日用品及び化学工業品を中心に保管残高が増加したことなどにより堅調に推移しました。陸 上運送業務においても年間を通じて前年を上回る水準で推移しました。配送センター業務においては、尾張西営業所 (愛知県弥富市)及び犬山営業所(愛知県犬山市)が期初より業績に大きく寄与しました。 港湾運送業務においては、船内荷役及び沿岸荷役の取扱いが年間を通じて低調に推移しました。国際輸送業務にお いては、前年並みに推移しておりましたが、年度後半に入り減速しました。 この結果、営業収益は前年同期と比べ679百万円増加(2.4%)し、29,098百万円となりました。セグメント利益は 前年同期と比べ27百万円増加(1.7%)し、1,620百万円となりました。

<不動産事業>

不動産事業においては、賃貸オフィス等が効率よく稼働しました。また、時間貸駐車場は、年度終盤、新型コロナ ウイルスの感染拡大による影響があったものの、期間を通じて高水準で稼働しました。 この結果、営業収益は前年同期と比べ20百万円増加(3.7%)し、565百万円となりました。セグメント利益は前年 同期と比べ29百万円増加(14.0%)し、243百万円となりました。

(略)

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