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日本通運/2019年度の内航海上輸送サービス取り扱い実績は12フィートコンテナ換算個数で前年比0・49%増

物流全般 2023.06.17

2019年度の内航海上輸送サービス取り扱い実績について

 当社は、2019年度の内航海上輸送サービス取り扱い実績を取りまとめました。

  実績 前同 対前同
12フィートコンテナ数 135,546個 140,291個 △3.38%
トレーラ台数 68,532台 66,395台 +3.22%
12フィートコンテナ換算個数 341,142個 339,476個 +0.49%

※トレーラ1台でコンテナ3個換算

  • 航路別実績
     A.「北海道~東京航路」    213,709個 (積載率 91.4%  対前同4.5%増)
     B.「東京~九州・瀬戸内航路」 127,433個 (積載率 94.4%  対前同1.9%減)

◇概 況

  • 全体【積載率 92.6%】
     北海道航路は、上半期に飲料の動きが活発化したことに加え、お盆期間中の配船変更の実施(台風欠航のカバー運航)や、部材輸送を中心に海貨業者の取り込みを図れたことが、年間輸送量の下支えとなりました。一方、年明け以降、就航以来のベースカーゴであった製紙会社の紙生産停止に伴う影響を受け、下半期期減少の要因となりました。
     九州航路では、低気圧の影響と共同運航している船舶の主機トラブルによる輸送機会の喪失がありましたが、年間を通して安定した積載を維持しております。港別では、博多港が上半期、下半期ともに前年から減少し、お客様の生産拠点変更・出荷調整の影響を大きく受けた結果となりました。
     全体としては、新型コロナウイルスの影響は少なく、年間で微増(コンテナ換算で1,666個)で終えました。

◇2020年度内航海上輸送目標個数 :347,964個(対前年+2%)

 2020年度は、新組織である国内定期船部を中心として、ネットワーク軸による国内RORO船貨物の拡販を推し進めます。
 現状、新型コロナウイルスの影響は大きくはありませんが、緊急事態宣言の長期化と原油価格の下落による国内物流への影響が想定されます。新たな組織として連携を強化し、各運航店への横串機能を更に進めることで、幹線輸送の拡充に努めていく所存です。

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