プロロジス/ZOZO専用(BTS型)物流施設「プロロジスパークつくば1-B」の竣工式を挙行 物流不動産・施設 2023.06.17 プロロジス、ZOZO専用(BTS型)物流施設「プロロジスパークつくば1-B」の竣工式を挙行 ~2棟で14万㎡、BTS型として最大規模のプロジェクトが完成~ 左:「プロロジスパークつくば1-A」 右:「プロロジスパークつくば1-B」 物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田御酒)は、本日、茨城県つくば市において、日本最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市美浜区、代表取締役社長兼CEO:澤田宏太郎、以下ZOZO)の専用物流(BTS型)施設「プロロジスパークつくば1-B」の竣工式を執り行いました。 竣工式には、株式会社ZOZO執行役員 フルフィルメント本部長 大蔵峰樹 氏をはじめ関係者の方々、つくば市 五十嵐立青 市長をはじめ行政関係の方々、設計施工を担当した西松建設株式会社 髙瀨伸利 代表取締役社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田御酒らが参列し、施設の完成を祝いました。 「プロロジスパークつくば1-B」は、2018年9月に竣工した「プロロジスパークつくば1-A」との2棟からなるZOZOの専用物流施設「プロロジスパークつくば1」として開発されました。両施設の総延床面積は約14万㎡となり、プロロジスのBTS型物流施設の開発実績として最大規模の施設です。 ZOZOは、フルフィルメント業務全般を行うための最大拠点として「プロロジスパーク習志野4」などを利用するリピートカスタマーです。「プロロジスパークつくば1」は、「プロロジスパーク習志野4」に次ぐ基幹拠点として、フルフィルメント業務全般を行う物流施設として利用する予定です。 ■ 開発地 「プロロジスパークつくば1」は、圏央道「つくば中央」ICから約5㎞の地点に開発されました。北関東方面への配送に加えて、常磐道「谷田部」ICから約10㎞に立地するため、都心方面および仙台方面へのアクセス利便性も高い場所です。圏央道「境古河」IC~「つくば中央」IC間の開通により、都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道が接続されました。これにより、都心部を経由することなく東西広域および東日本全域をカバーすることが可能になり、広域戦略拠点としてのポテンシャルが期待できます。 開発地周辺には住宅地や大学・研究機関が立地し、働く世代の人口が多く、雇用確保にも有利な環境です。また、つくばエクスプレス線「研究学園」駅より約1.9㎞と近く、通勤利便性も高い立地です。 ■ 施設概要 「プロロジスパークつくば1-B」は、4階建て延床面積約71,000㎡の物流施設として開発されました。1階および3階にトラックバースを設け、スロープで大型車両が3階にアクセスできる設計です。スロープとトラックバースは、45フィートコンテナトレーラーが走行、着車できるサイズとしました。また、同施設は「プロロジスパークつくば1-A」と各階が接続し、2棟を一体活用した効率的な物流オペレーションが可能です。 「プロロジスパークつくば1」全体で数百名の雇用が想定されるため、両棟全館に空調を導入し、カフェテリアや売店を設けるなど快適な作業空間をめざしました。また、全館LED照明を採用し、倉庫部分にもプロロジスが開発に携わった高天井用の人感センサー付きLED照明(本日プレスリリースを発表)を採用。環境負荷軽減を図るとともに、入居カスタマーの電気代削減に貢献する。屋上には1.3メガワットの太陽光発電を設置する予定です。 災害時のカスタマーの事業継続性にも配慮し、緊急地震速報の導入や断水対策、非常用発電機や衛星電話の設置したほか、垂直搬送機が機能しなくなった場合を想定して、2・4階に緊急時用搬出扉を設けました。敷地内には、従業員の車通勤を想定し、両棟合わせて約450台の駐車場を整備しました。また、30年以上前に植えられた桜の木を保全(一部移植)し、環境保護や地域の景観保全に配慮しています。 「プロロジスパークつくば1」概要 名称 プロロジスパークつくば1-A プロロジスパークつくば1-B 開発地 茨城県つくば市東光台5丁目6-2 茨城県つくば市東光台5丁目6-1 敷地面積 32,807.22㎡(9,924.18坪) 32,804.36㎡(9,923.31坪) 延床面積 70,599.27㎡(21,344.17坪) 71,709.67㎡(21,692.17坪) 構造 地上4階建、鉄骨造 地上4階建、鉄骨造 着工 2017年8月 2018年4月 竣工 2018年9月 2019年9月 ■ プロロジスの専用物流(BTS型)施設 プロロジスは、これまでに ZOZOの専用物流施設「プロロジスパークつくば1-B」を含め、全国に42棟*のBTS型物流施設を開発してきました。また、「プロロジスパーク神戸3」や、BTS型物流施設の集積パークとして「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」を計画中であり、入居企業を募集しています。 プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。