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東部ネットワーク/経常利益は前年比18・8%増(平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
単位・百万円  

           売上高   営業利益   経常利益 当期純利益

31年3月期第3四半期 9,559 2.3    607 18.9   655 18.8  455 28.3

30年3月期第3四半期 9,344 △14.2  510 △36.1  552 31.5  354 △33.3

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期累計期間(平成30年4月1日から平成30年12月31日まで)におけるわが国経済は、自然災害によ る影響で企業活動の一時的な落ち込みが見られましたが、企業収益や雇用環境の改善傾向は継続しており、全体 としては緩やかな回復基調となりました。しかしながら、海外においては米国の通商政策に端を発する米中貿易 摩擦への懸念や海外経済の不確実性により先行きは不透明な状況が続いております。 当貨物自動車運送業界においては、運賃・料金の水準は上昇基調にあるものの、燃料価格の上昇や人手不足に よる人件費の増加等が収益の悪化要因となっており、依然として厳しい事業環境で推移いたしました。 このような環境下、当社は最優先に乗務員の労働条件の改善から着手し、新給与体系の導入を行いましたので、 今後は全従業員を対象とした労働環境の整備を推進し、既存及び新規労働力確保して長期的な成長に向けた基盤 作りのため努めてまいります。 事業展開に関しましては、西日本地区の物流ネットワーク拡充に向けた取り組みとして、大阪営業所の開設に 加え、新たに3PL事業(物流の一括受注)を獲得し、2020年4月の竣工を目指し、東部滋賀物流センター(仮 称)の建設を進めております。また、昨今の倉庫需要に鑑み、当該物流センターの仕様を当初の平屋建てから2 階建てに増床変更し、更なる売上増加を図ってまいります。 今後もお客様のニーズに的確に応える物流サービスの提案営業を推し進めるとともに、M&Aを視野に入れ、 積極的かつスピード感をもって輸送地域の拡充及び業容の拡大に努めてまいります。 以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は9,559,479千円(前年同期比2.3%増)、営業利益607,007千円 (前年同期比18.9%増)、経常利益655,719千円(前年同期比18.8%増)、四半期純利益455,466千円(前年同期 比28.3%増)となり、増収増益となりました。 セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。

(貨物自動車運送事業)

飲料輸送は、記録的な早さで梅雨明したことに加え、全国的な猛暑の影響で、飲料需要が急増したことや新規 開設した大阪営業所の稼働によって売上を伸長させ増収となりました。 セメント輸送は、需要増を他の輸送に従事する乗務員をシフトし、夜間輸送によって車両を効率的に機能させ 増収となりました。 石油輸送は、危険物輸送の乗務員減が響き減収となりました。 以上から、当事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、6,320,980千円(前年同期比4.9%増) となり、セグメント利益は300,613千円(前年同期比13.4%増)となりました。

(商品販売事業)

主力販売の石油製品は、安定的に受注を確保できたことから増収となりました。 セメント販売につきましては、大口取引先の大規模共同開発工事が前期1月に終了となり、その減少分をカバ ーすることができず大幅な減収となりました。 この結果、当事業の売上高は、2,010,600千円(前年同期比4.0%減)となり、セグメント利益は12,396千円 (前年同期比112.6%増)となりました。

(不動産賃貸事業)

当社が提供する各種賃貸施設のうち、自社施設の未稼働部分において、新たにテナントが決定し成約いたしま したので、増収となりました。 この結果、当事業の売上高は1,100,236千円(前年同期比2.1%増)となり、セグメント利益は519,603千円(前 年同期比11.7%増)となりました。

(その他事業)

自動車整備事業は、整備士の人員減が修理・車検整備受注の減少につながり、減収となりました。 この結果、当事業の売上高は、127,661千円(前年同期比12.0%減)となり、セグメント利益は12,330千円(前年 同期比40.9%減)となりました。

(略)

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