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三菱地所/マルチテナント型物流施設「ロジクロス名古屋笠寺」竣工

物流不動産・施設 2023.06.17

マルチテナント型物流施設

「ロジクロス名古屋笠寺」竣工

~2路線の駅から徒歩圏、80,000m2超の大規模物流施設が誕生~

三菱地所株式会社は、愛知県名古屋市南区において計画を進めてきました、地上4階建・延床面積約80,600m2のマルチテナント型物流施設「ロジクロス名古屋笠寺」が2019年1月31日に竣工し、本日2月4日に竣工式を執り行いました。

本物件は中部エリア初のロジクロスシリーズ(当社単独開発ブランド)です。2路線の駅から徒歩圏内に位置し雇用確保の優位性を持ち、更には国道1号・23号・247号といった主要一般道のほか、名古屋高速3号大高線・4号東海線へのアクセスにも優れているため、名古屋市内の消費地への配送をはじめ、中部エリアの広域配送拠点として物流適地であり、高いポテンシャルを有しています。

本施設は延床面積80,000m2を超える大型施設で、フレキシブルな面積対応が可能です。また、ランプウェイを設置することで、各階倉庫区画へ接車ができるほか、床荷重1.5t/m2、梁下天井有効高5.5m以上、柱スパン10m以上、全館LED対応と、最新の物流施設が備える汎用性の高い仕様としています。

また、1階には商談スペースとしても利用できる休憩室を2カ所設け、施設で働く方々にとって安心・快適な環境づくりを実践しています。更には、非常用発電機の設置や従業員用の防災備蓄倉庫の設置など、BCPサポート機能を備えているほか、大津波警報が発生した場合の近隣住民も含めて一時的に避難できる津波避難ビルに指定を受ける予定であり、施設で働く方にも、地域の方にもやさしい施設を目指します。

三菱地所は、お客様の物流オペレーション効率化・ビジネス拡大をサポートすべく、総合不動産デベロッパーとして今まで培ってきたノウハウ・ネットワークを活かしながら、今後も年間2~4件の開発用地取得を目指すとともに、積極的に高機能な物流施設の開発に取り組み、国内物流網の更なる発展・効率性の向上をかなえ、優良な社会インフラの向上に貢献してまいります。

1.本物件の特徴

■優れた立地

・ 国道 1 号・23 号・247 号といった主要一般道、名古屋高速 3 号大高線・4 号東海線といった高速道路へのアク セスが良好であり、名古屋市内の消費地への配送をはじめ、中部エリアの広域配送拠点として優れた物流適地。

・ JR 東海道線「笠寺」駅より徒歩 8 分、名鉄常滑線「大江」駅から徒歩 15 分と雇用確保の面においても良好な環境。

■高い汎用性と機能

・ ランプウェイを設置することで、各階倉庫区画への接車が可能。

・ 貸付区画は各階最大 5 区画(1 フロアあたり約 4,700 坪)。最小貸 付区画面積は、約 680 坪。テナント様のニーズに合わせたフレキ シブルな面積対応が可能。

・ 床荷重 1.5t/㎡、梁下天井有効高 5.5m 以上、柱スパン 10m 以上、 全館 LED 対応に加え、倉庫内の天井(1~3F)にはインサート金 具があり、空調機器等の造作工事をスムーズに行える等、汎用性 の高い仕様。

■地域にも貢献する BCP 対応

・ 非常用発電機を設置し、停電時も 24 時間の保安負荷供給が可能。

・ 伊勢湾・三河湾に大津波警報が発令された場合、近隣住民も含めて一時的に避難できる津波避難ビルに指定を 受ける予定であり、テナント様だけでなく、地域の BCP をサポート。敷地の南側道路に面して歩道状空地を整 備し、歩行者の安全を確保。

■人にも環境にも優しい仕様

・ 1 階には訪問するお客様を迎えるための商談スペースを設けたラウンジと昼休みや作業の合間にリフレッシュ できる休憩室を設け、施設で働く方々に、より安心・快適に働いて頂ける環境づくりに取り組む。

・ 当社が再開発を進めている丸の内エリアのオフィスビル(日本ビル・旧 JX ビル)にて使用していた OA フロア パネルを本計画の事務所部分に再利用し、環境に配慮。屋根上にはソーラーパネルを設置。

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