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アマダホールディングス/土岐事業所に新工場を建設、板金加工機械のモノづくりにおける一貫工程を構築

SCM・製造拠点 2023.06.17

土岐事業所に新工場を建設 板金加工機械のモノづくりにおける一貫工程を構築、多様な人財が働きやすい環境を目指す

株式会社アマダホールディングス(神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:磯部 任)は、このた び、土岐事業所(岐阜県土岐市)内に、金属板の曲げ加工機や材料の自動搬送装置などを生産 する、新たな工場棟「第 2 工場」を建設することを決定しました。 稼働開始は2020 年 4 月を予定しており、これにより、土岐事業所における板金加工機械と自 動化装置を合わせた生産能力を現状から倍増する計画です。 土岐事業所 第 2 工場 (右手前・イメージ) 土岐事業所は、2011 年に切削機械や研削盤の製造拠点として開所し、その後レーザ加工機 や曲げ加工機といった板金加工機械へと生産品目を拡張してきました。現在、アマダグループは 中期経営計画における成長戦略として、板金事業部門においてファイバーレーザ加工機や自動 化ソリューションなどの拡大を進めています。新工場の建設は、加工の効率化や自動化などの需 要の高まりに対応して、供給体制の増強を図るためのものです。 「第 2 工場」 では、レーザ加工機の自動化に使われる、材料の搬入搬出装置や保管棚の生産 を新たに開始するほか、曲げ加工機については、部材の溶接・加工から完成品の組み立てまで一 貫して生産できる体制を構築し、リードタイムや生産コストの削減を図ります。さらに、既存工場に おいて、生産性の高いファイバーレーザ加工機の生産を拡張する計画です。 併せて、人手不足や働き方改革などに対応して、年齢や性別、国籍を問わず多様な人財が活 躍できる労働環境への変革を行います。大型の鋼材を使用する部材の溶接や加工において、溶 接ロボットの導入による自動化や、熟練技能を必要としない工法の開発により、女性や高齢者で も容易かつ快適に作業を行える環境を整備します。また、IoT を活用して生産計画の自動立案や、 生産状況の見える化を行い、社員の負担を軽減するシステムを構築します。 ニュースリリース 新工場の建設により、土岐事業所には主要な板金事業商品の製造ラインが整い、西日本向け の商品供給基地として、商品の開発・製造を担う基幹拠点である富士宮事業所(静岡県)、ならび に自動化装置を生産する福島工場(福島県)をバックアップする役割を担います。 このような取り組みから、土岐事業所は、富士宮事業所に次ぐ板金事業部門の主力工場として、 効率的な生産と安定的な商品供給を行うとともに、労働環境の変化に対応したモノづくり改革を実 行していきます。

■土岐事業所 第 2 工場概要

名 称 株式会社アマダ 土岐事業所 第 2 工場

所在地 岐阜県県土岐市泉町

延床面積 16,900 m2 (鉄骨、1 階建)

建設計画 2019 年 2 月着工、2020 年 1 月竣工予定

生産品目・能力 曲げ加工機 :月間 40 台

レーザ加工機用周辺装置 :月間 24 台

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