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東洋埠頭/経常利益は前年比19・7%増(平成30年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成30年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

          売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

30年3月期第2四半期 16,979 6.5   1,068 19.7  1,152 19.7  793 23.6

29年3月期第2四半期 15,942 △3.3  892 14.2   962 17.1   641 22.0

(注)包括利益 30年3月期第2四半期  1,116百万円 (73.4%) 29年3月期第2四半期  644百万円 (61.4%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間、埠頭・倉庫業界は、底堅い内外需を背景に荷主企業 の収益が改善する中、荷動きにも緩やかな回復が見られましたが、人手不足を背景 にしたコスト上昇などが懸念される状況です。当社グループは競争の激化など厳し い経営環境の中、グループ各社の連携を一層強化し、営業の拡大、経営基盤の強化、 社会的責任の向上に取り組んでまいりました。 国内総合物流事業では、倉庫業、港湾運送業、自動車運送業、その他の業務など 全般的に貨物の取扱いが増加しました。前年度末に鹿島支店で能力を増強した穀物 加工用設備も取扱い増加に寄与し、営業収入、営業利益ともに前年同期を上回りま した。国際物流事業では、新規貨物を集荷したことにより営業収入は拡大したもの の、輸送費用などの増加により営業利益は前年同期を下回りました。 以上の結果、営業収入は169億7千9百万円(前年同期比10億3千6百万円、 6.5%の増収)、営業利益は10億6千8百万円(前年同期比1億7千5百万円、 19.7%の増益)、経常利益は11億5千2百万円(前年同期比1億8千9百万 円、19.7%の増益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億9千3百万円 (前年同期比1億5千1百万円、23.6%の増益)となりました。

セグメントの概況は次のとおりです。

○ 国内総合物流事業

国内総合物流事業の営業収入は、156億9千8百万円(前年同期比4.7%の増 収)、営業利益10億2千7百万円(前年同期比21.8%の増益)となりました。 ≪倉 庫 業≫ 倉庫業の営業収入は、51億9千1百万円(前年同期比1.2%の増収)となりま した。入出庫数量は187万トン(前年同期178万トン)でした。普通倉庫貨物は、 石油化学品、大豆は増加しましたが、サイロ貨物は減少しました。輸入青果物の取扱 数量は、前年同期並みでした。アボカドが減少しましたが、主力のバナナは増加しま した。冷蔵倉庫貨物は畜産物、水産物、冷凍食品が増加しました。 期首の保管残高は25万トン(前年同期27万トン)でしたが、荷動きの回復に伴 い平均保管残高は27万トン(前年同期27万トン)となりました。

≪港湾運送業≫

港湾運送業の営業収入は、39億9千2百万円(前年同期比10.0%の増収)と なりました。 ばら積み貨物の取扱数量は、258万トン(前年同期241万トン)でした。東京 外郭環状道路など各種土木工事の進捗により建設残土の取扱いが大幅に増加したほ か、石炭、雑穀も増加しました。コンテナ取扱数量は、107千TEU(前年同期 92千TEU)でした。川崎港の取扱いが大幅に増加したほか、志布志港、常陸那珂 港の取扱いも増加しました。

≪自動車運送業≫

自動車運送業の営業収入は、ジュース原料、冷凍水産物、建設残土の取扱い増加に より29億2千9百万円(前年同期比7.0%の増収)となりました。 ≪その他の業務≫ その他の業務の営業収入は、35億8千5百万円(前年同期比2.4%の増収)と なりました。輸入貨物の堅調な取扱いにより付帯する通関などの収入が増加しました。

○ 国際物流事業

国際物流事業の営業収入は、14億3千6百万円(前年同期比31.4%の増収)、 営業利益3千6百万円(前年同期比18.3%の減益)となりました。ロシア周辺国 向け貨物の取扱いが増加したほか、ロシア国内での通関業務、輸送業務が堅調に推移 しましたが、輸送費用などが増加し減益となりました。

(略)

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