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シーアールイー/土壌汚染解決の共同出資会社を設立

物流不動産・施設 2023.06.17

共同出資による新会社設立に関するお知らせ

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、本日開催の取締役 会において、株式会社エンバイオ・ホールディングス(代表取締役社長/西村実 本社/東京都千代 田区、以下「エンバイオ」といいます。)と共同出資により新会社を設立することとなりましたの で、下記のとおり、お知らせいたします。

1.新会社設立の背景と目的

エンバイオは、土壌汚染対策の専門企業集団として、低価格・低環境負荷を特徴とする浄化工 法(原位置浄化)を中核技術として 2,600 件を超える浄化工事を完工してまいりました。さらに 土壌汚染地の売買及び賃貸を主目的とした傘下の不動産会社、株式会社エンバイオ・リアルエス テートを通して、給油所跡地やクリーニング工場跡地など比較的小規模ながらも重篤な土壌汚染 に見舞われた土地を現状有姿で購入し、グループ内で土壌汚染対策を施した後に再販する事業を 行ってまいりました。 一方、物流不動産の豊富な開発実績を有する当社は、これまでにも物流適地であれば、土壌汚 染が顕在化している工場跡地等であっても現状有姿で購入し、エンバイオ傘下の土壌汚染対策の 専門企業である株式会社アイ・エス・ソリューションと協力して、適切な土壌汚染対策を施した 上で物流不動産を開発してまいりました。 この度、両社の有する土壌汚染地活用と土壌汚染対策に関する情報とノウハウを結集し、これ まで両社では扱ってこなかった中規模から大規模な土壌汚染地で、必ずしも物流適地とはならな い土地についても現状有姿で購入し、エンバイオグループ内で土壌汚染対策を施して適切に土壌 汚染リスクが管理された状態にした上で、土壌汚染リスクを適切にヘッジしたいと考える不動産 開発事業者等へ再販する事業を目的とした新会社を設立することといたしました。新会社では、 実績を積み上げながら、将来的には外部からの投資資金の受け皿となって、我が国の土壌汚染地 の適切な管理と有効利用を牽引し、土壌汚染問題の解決に貢献したいと考えております。 なお、環境省の「土壌汚染をめぐるブラウンフィールド対策手法検討調査」によれば、わが国 でブラウンフィールド化する土地の面積は、約 2.8 万 ha、資産規模で約 10.8 兆円、これに要す る対策費用は約 4.2 兆円と試算されております。ブラウンフィールドとは、土壌汚染の存在ある いはその懸念から、本来、その土地が有する潜在的な価値よりも著しく低い用途あるいは未利用 となった土地のことで、新会社が事業の対象としている土地です。 

2. 設立する新会社の概要

(1) 名 称 株式会社土地再生不動産投資

(2) 所在地 東京都千代田区鍛冶町二丁目 2 番 2 号

(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 高岡 政彦

(4) 事業内容 不動産業

(5) 資本金 1,000 万円

(6) 設立年月日 2017 年 11 月(予定)

(7) 決算期 3 月

(8) 出資比率 株式会社エンバイオ・ホールディングス 株式会社シーアールイー 60% 40%

3. 株式会社エンバイオ・ホールディングスの概要

(1) 名 称 株式会社エンバイオ・ホールディングス

(2) 所在地 東京都千代田区鍛冶町二丁目 2 番 2 号

(3) 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 西村 実

(4) 事業内容 持株会社

(5) 資本金 922 百万円(2017 年 6 月 30 日現在)

(6) 設立年月日 1999 年 6 月

4. 日程

(1) 取締役会決議日 2017 年 10 月 20 日

(2) 新会社設立日 2017 年 11 月下旬(予定)

5. 今後の見通し

当該新会社設立に伴う当社の平成 30 年 7 月期業績に与える影響につきましては、現段階におい ては軽微でありますが、今後開示の必要性が生じた際はその内容を速やかに開示いたします。

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