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日本郵船/EMAS CHIYODA Subseaへの資本参加を決定

物流全般 2023.06.17

EMAS CHIYODA Subseaへの資本参加を決定
―邦船社初のサブシーEPCI事業参画―

2016年6月13日

 
写真左から
千代田化工建設株式会社 代表取締役社長 澁谷省吾
Ezra社 Group CEO & Managing Director Lionel Lee(ライオネル・リー)
当社代表取締役社長 内藤忠顕

当社はEMAS CHIYODA Subsea Limited(以下ECS社)総株式の25%を取得し、資本参加することをECS社株主であるEzra Holdings Limited(本社:シンガポール、以下EZRA社)および千代田化工建設株式会社(本社:横浜市、代表取締役社長:澁谷省吾、以下千代田社)と合意しました。当社参画後のECS社の出資比率はEzra社 40%、千代田社 35%、日本郵船 25%となります。

ECS社は石油やガスなど海底資源の生産に必要な海中・海底(サブシー)関連設備の設計(Engineering)、調達(Procurement)、建設・据付(Construction and Installation)業務(EPCI業務)をグローバルに展開しています。
  当社は中期経営計画に基づき、海運業+αの取組みを活かした差別化を図るため、海底油田における探査・探鉱、掘削、生産・貯蔵、域内輸送と石油開発バリューチェーンにおける事業の強化を進めており、新たにサブシーEPCI事業へ参画することで、上流資源開発領域でさらに幅広いサービスを提供します。
  サブシーEPCI事業は機器の設置などに関わる高度な設計能力と大型特殊船舶を用いた作業能力が求められることより、当社がこれまで培ってきた定点保持システムの技術をはじめとした特殊技術や海洋事業での知見・ノウハウの活用が期待できる分野です。

平成25年4月に閣議決定された海洋基本計画では海洋立国である日本の目指すべき姿が示されており、海洋産業の振興と創出、海洋人材の育成と技術力の強化などが特に重点的な推進項目として挙げられ、また海洋資源の開発および利用の促進も重要施策として位置づけられています。
  当社はこれまでも同法の理念に沿った事業の拡大を続けてきましたが、ECS社への参画によりこれら重点的な項目をさらに推し進めることが可能となり、将来における排他的経済水域内での海洋資源開発に対しても貢献できるよう取り組んでいきます。

当社は中期経営計”More Than Shipping 2018 〜Stage 2 きらり技術力〜”で策定した事業戦略に基づき、今後も拡大が見込まれる海洋資源開発事業への取り組みを進めていきます。

<EMAS CHIYODA Subsea Limitedの概要>
(1)本社所在地   :Two Snowhill, Birmingham, England and Wales, United Kingdom, B4 6WR
(2)創立         :2016年3月31日
(3)代表者      :Lee Chye Tek Lionel
(4)事業内容    :海中・海底(サブシー)関連の設計・調達・建設・据付(EPCI)業務
(5)従業員数    :1,200名(船員含む)
(6)運航船舶数    :9隻
 
<Ezra Holdings Limitedの概要>
(1)本社所在地   :15 Hoe Chiang Road, #28-01 Tower Fifteen, Singapore
(2)創立         :1992年
(3)代表者      :Lee Chye Tek Lionel
(4)事業内容    :石油・ガス開発向けの傭船事業、並びに設備組立事業等
 
<千代田化工建設株式会社の概要>
(1)本社所在地   :横浜市西区みなとみらい四丁目6番2号
(2)創立          :1948年1月20日
(3)代表者       :澁谷 省吾
(4)事業内容     :エネルギー、化学、医薬品、バイオ、FA等のプラント・施設およびこれらの環境保全に関する計画、
                          設計、機器調達、試運転、運転・保全管理コンサルティング並びにトレーニング、研究開発・技術サービス、
                          プロジェクトマネジメント
(5)従業員数    :5,866名(連結ベース、2016年3月末時点)

以上
 

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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