日本ラッド/IoTプラットフォームとアルコールチェッカーを活用した運輸業界向けソリューションを提供開始 物流システム 2023.06.17 日本ラッド、IoTプラットフォームとアルコールチェッカーを活用した 運輸業界向けソリューションを提供開始 日本ラッド株式会社(以下日本ラッド、JASDAQ上場、本社:東京都港区、代表取締役社長:須澤 通雅)は、当社のIoT新戦略である「ラッド流IoTインテグレーション」のプロダクトサイド製品化 第一弾として、IoTプラットフォームとアルコールチェッカーを活用した運輸業界向けクラウド業務 ソリューション「Smart Vehicle Cloud ~IT点呼~」の受付を6月7日より開始しました。 昨今安全面に対する注目度がますます上がってきている運輸業界において、運輸事業者様は運行前点呼 を法的に義務つけられており、各拠点には据え置き型のアルコールチェッカーを設置し、その記録や健康に 関するヒアリング情報を帳票として残しています。しかし、長距離輸送等で拠点外から業務を開始する際、運 行前点呼は電話ヒアリング等で済まされていることが多く、その実効性が問われてきました。 日本ラッドは、この状況に IoT インテグレーション・クラウド化ニーズがあると考え、日本ラッドの展開する クラウドサービスに 2045TECH 社(伊)のアルコールチェッカーFLOOME(フルーミィ)を組み合わせたクラウド 型 IT 点呼システムを開発、提供開始することと致しました。今回提供するシステムは遠隔地でのアルコール チェックや健康状態の確認、ヒアリングをスマホアプリを使用して実施するだけでなく、免許証スキャン機能 や映像による確認機能の実装により、拠点で実施されるレベルの運行前点呼を実現し、大きく実効性・安全 性強化に貢献するサービスを実現いたしました。 また、今後規制緩和されるクラウド上でのデータ管理にも対応しており、事業者様にとって大きな負担とな るシステム開発コストをかけることなく、低コストで効率的な点呼情報マネージメント環境を提供いたします。 日本ラッドは当システムの提供にあたり、クラウドシステムだけでなく、アルコールチェッカーの保守プログ ラムや現地デリバリサービス等あわせてご提供し、事業者様側でのスムーズなソリューション導入を支援い たします。 当システムは先日発表した「ラッド流 IoT」の IoT 基盤上に構築され、個別アプリとして提供する「業種特化 ソリューション」内の商品体系として展開し、直販及び販売パートナー経由での販売を実施することで、初年 度 1000 台程度の販売を目指します。