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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ/中部地方初の開発プロジェクト「GLP小牧2」が始動

物流不動産・施設 2023.06.17
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ
中部地方初の開発プロジェクト「GLP小牧II」が始動

先進的物流施設のリーディングプロバイダーであるグローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:帖佐 義之(以下「GLP」))は愛知県小牧市で延床面積約36,000㎡のマルチテナント型の物流施設「GLP小牧II」の開発を行うことをお知らせします。2016年12月に着工予定、2018年1 月に竣工予定、総開発コストは約67億円です。GLPは中部地方では、愛知県に3棟、三重県に1 棟の施設を運営していますが、この地域における開発は初めてとなります。

「GLP小牧II」は、中部地方の物流集積地である小牧市の名神高速道路、東名高速道路の「小牧IC」から約2キロに立地し、さまざまな業種において名古屋近郊の市内配送および中部地域全体の広域配送の拠点として活用出来ます。地上4階建て鉄骨造「GLP小牧II」は、1棟賃貸による大型ニーズのほか、中小規模の物流ニーズに対応できるようL字型の建物を東側A区画と西側B・C・D区画の大きく2エリアに分け、最大4社の入居が可能です。東側A区画は片面バース、3層構造で西側は4層構造を3分割し、1階を含めた2層使いとすることで入出庫の利便性を確保すると同時に上層階でのワンフロアオペレーションが実現出来ます。GLPではこのような区分けはすでに「GLP習志野」で実績がありますが、開発施設としては初めての試みです。

 

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「GLP小牧II」カスタマー区画図(左)と配置図(右)

「GLP小牧II」の特徴は保管型・荷捌き配送型など物流施設の利用目的に全方位型で対応します。具体的には、①東側A区画には、近隣エリアでは希少な低床バースを設け、2.5tフォークリフト走行対応とし、飲料や産業系メーカーなどの重量貨物に対応する一方で、カスタマーニーズによって低床部分の高床化も可能な構造としています。また、②西側には高床・両面バースを設け、小売、食品、日用雑貨などの業種を想定した構造としています。更に、③働く人の環境を配慮し、休憩室を1階に設置する予定です。④「GLP小牧II」が立地する小牧エリアは南海トラフ巨大地震の影響の少ないエリアと想定されており、強固な地盤上にあります。地震に対する総合的なBCP対策として、緊急地震速報を庫内で受信・自動放送するシステムを導入するとともに、施設内に設置された加速度センサーを元に地震後の荷物や施設の安全性を早期に確認できるシステムをGLPの新たな取り組みとして採用する予定です。

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「GLP小牧II」外観完成イメージ

代表取締役社長の帖佐義之は、「GLPとして中部地方初の開発プロジェクトである『GLP小牧II』は物流の一大集積地に立地し、多種多様な業種の物流ニーズに対応するフレキシビリティの高い物流施設です。中部地方の物流ニーズに沿うべく、このエリアに少なかった小割対応可能なスペースや低床バースを提供し、ベストな立地で高い物流効率性を目指した最新鋭の物流施設と言えます。またBCP対策でも新たな取り組みにより、施設機能の継続や早期復旧を図り、企業の非常時の事業継続をサポートします。この地域の物流ニーズは堅調で、需給は逼迫しています。エリアの特徴に即し、変化する企業ニーズに先駆的に応える物流施設を今後も提供して参ります」と述べています。

「GLP小牧II」の開発は、GLPがCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)と2011年8月に50%対50%で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」による開発物件となります。GLPは、現在、愛知県で3棟の物流施設を所有・運営しています。

 

<添付資料>

■ 施設概要
施設名:GLP小牧II
所在地:愛知県小牧市
敷地面積:約17,000㎡
延床面積:約36,000㎡
着工:2016年12月(予定)
竣工:2018年1月(予定)

広域地図                       詳細地図
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■ 開発予定地
中部地方の物流集積地のプライム・エリアである小牧市の名神高速道路、東名高速道路の「小牧IC」から約2キロに立地。さまざま業種において名古屋近郊の市内配送および中部地域全体の広域配送の拠点として活用が可能。

■ 施設の特徴
「GLP小牧II」は地上4階建ての鉄骨造。1棟賃貸による大型ニーズに、また最大4分割で小割ニーズに対応可能。L字型の建物を大きく2エリアに分け、東側は片面バース、3層構造で1社の入居となる一方、西側は4層構造を3分割し、1階を含めた2層使いとする予定で入出庫の利便性を確保すると同時に上層階でのワンフロアオペレーションが実現。高床および低床バースの設置により保管および荷捌き配送型に対応。

以上


グローバル・ロジスティック・プロパティーズについてhttp://www.glprop.com/(link is external)
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッド (GLP) は先進的物流施設のグローバルリーディングプロバイダーです。GLPグループは、中国、日本、ブラジル、米国で国内消費を支える5,200万㎡(5億5,900万平方フィート)規模の物流施設ポートフォリオを運営しています。GLPの4,000社もの顧客には世界の主要な製造、小売り、3PL会社などを含みます。ファンド運用ビジネスは、GLPの重要な成長の柱であり、持続的な長期的成長のための潤沢な資本を提供すると同時にGLPの投下資本のリターンを強化しています。2016年3月31日時点のGLPの総資産は360億米ドルです。

なお、GLPはシンガポール証券取引所のメインボードに上場しています(株式コード: MC0.SI;Reuters ticker: GLPL.SI; Bloomberg ticker: GLP SP)。

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社について(http://www.glprop.co.jp/
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社は、2009年3月に設立されたGLPの日本法人です。日本の主要な物流拠点を網羅する都市で、97物件・総延床面積約450万平方メートルの物流施設を運営しており(2016年3月31日現在)、都市の生活や経済活動を支える重要なインフラとしての、高機能かつ環境にも配慮した物流施設を提供しています。

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