物流ニュース

中期経営計画の策定に関するお知らせ

当社グループは、平成29年３月期（第44期）から平成31年３月期（第46期）までの３ヶ年を対象 とした中期経営計画を策定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

記

１．基本方針

今後の物流業界を取り巻く環境は、少子高齢化に伴う個人消費低迷や、物量の減少及びドライバー をはじめとする人手並びに車両不足を背景とする物流コストの上昇など、依然として不透明な経営環 境が続くものと予想されます。 このような状況のもと、当社グループは、持続的な成長を実現するために、当社の企業理念である 「桃太郎文化」に基づき、小売業に特化した物流事業の営業強化に向けて、食品スーパーマーケット の３ＰＬ事業獲得を企図した物流改革提案と戦略的投資を一層推進するとともに、拡大を続けるＥＣ 市場への対応に向けた当社グループ独自の物流基盤の構築と人材育成の強化に努めてまいります。

２．事業戦略

（1）「桃太郎文化」に根差した高付加価値サービスの提供 “お客様第一義”という当社グループの企業理念に基づき、お客様に対し、高品質・低コストの 高付加価値サービスの提供を追求します。

（2）「ＡＺ－ＣＯＭ７ＰＬ」による物流改革への挑戦 お客様の利益創出のため、食品スーパーマーケットに大胆な物流改革を提案する当社ブランド 「ＡＺ－ＣＯＭ７ＰＬ」による顧客付加価値（７つの顧客メリット）提案で、お客様の物流改革 を支援します。

（3）「ＡＺ－ＣＯＭ丸和・支援ネットワーク」による安全・安心・安定した物流基盤（プラット フォーム）の構築 深刻化する人材・車両不足と新たな顧客ニーズに対応するため、「ＡＺ－ＣＯＭ丸和・支援ネット ワーク」をより発展させ、パートナー企業との相互扶助のもと、人材と車両を確保し、競合他社 との格別化を図ります。

（4）低温食品物流事業への投資の集中・加速 低温食品物流事業（国内外）の売上高500億円規模への拡大を目指し、低温食品物流センター50ヶ 所への投資を集中し、長期的かつ安定的な売上高・利益を創出します。

（5）新変化・新成長に向けた人材の採用と育成 少子高齢化（労働人口の減少）の環境下における企業競争力を強化するため、積極的な新卒採用 に取り組むとともに、階層別・職種別教育を実施し、優秀な人材を確保します。