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SBIホールディングス/エーピーアイ コーポレーションから袋井工場を譲受

SCM・製造拠点 2023.06.17

株式会社エーピーアイ コーポレーションの袋井工場譲受に関する基本合意のお知らせ

当社(本社:東京都港区、代表:北尾 吉孝)の子会社で、5-アミノレブリン酸(ALA)(※)を利用した医薬品、健康食品及び化粧品の研究・開発等を行うALA関連事業の中間持株会社であるSBI ALA Hong Kong Co., Ltd.(以下「SBI ALA Hong Kong」)は、株式会社生命科学インスティテュート傘下で医薬原薬・医薬中間体、治験薬の製造受託等の事業を展開する株式会社エーピーアイ コーポレーション(本社:東京都千代田区 代表:近藤 清、以下「エーピーアイ コーポレーション」)との間で、エーピーアイ コーポレーションが静岡県に所有する袋井工場(袋井工場の土地、製造設備等の資産及び従業員、以下「本製造工場」)を2016年8月1日付(予定)で譲り受けることで基本合意に至りましたのでお知らせいたします。
本製造工場はこれまでALAを利用した治験薬の一部を受託製造しており、当社グループは今後、本製造工場でALA関連製品の生産を拡大させてまいります。

譲り受けの方法は、SBI ALA Hong Kongとアラブ首長国連邦(UAE)の医薬品製造販売会社であるNeopharma LLC(本社: UAE・アブダビ市、代表:B.R.Shetty、以下「ネオファーマ社」)とが、医薬品、健康食品、及び化粧品等のALA関連製品の製造を統括する新会社(SBIネオファーマ株式会社(予定)、以下「SBIネオファーマ」)を共同設立し、このSBIネオファーマが吸収分割方式によりエーピーアイ コーポレーションから本製造工場を承継するものとします。

【譲り受け完了後の形態】
譲り受け完了後の形態

SBIグループは今後、本製造工場をALAの原体及び関連製品の製造のグローバル拠点として位置づけ、ALA事業における世界展開を強力に推進していくとともに、ネオファーマ社とは、今回の事業提携を機に緊密に連携して、ALAを利用した医薬品及び健康食品事業の中東北アフリカ地域における展開を図ります。

(※)5-アミノレブリン酸(ALA)とは:体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸。ヘムやシトクロムと呼ばれるエネルギー生産に関与するタンパク質の原料となる重要な物質ですが、加齢に伴い生産性が低下することが知られています。ALAは、焼酎粕や赤ワイン、高麗人参等の食品にも含まれるほか、植物の葉緑体原料としても知られています。

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