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三菱ガス化学/メタクリル酸グリシジルの生産能力を増強

SCM・製造拠点 2023.06.17

メタクリル酸グリシジルの生産能力増強について

 三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:倉井 敏磨 以下、当社)は、新潟工場(所在地:新潟県新潟市)において、自動車向けトップコート塗料の原料等として使用されるメタクリル酸グリシジル(GMA)の生産能力を増強いたします。

 主用途である自動車向けトップコートには、従来、アクリル-メラミン系塗料が主に使われておりましたが、1990年代以降、耐酸性雨性や耐擦り傷性を有する塗料として、GMAを原料に使用する酸-エポキシ系塗料の採用が拡大しました。今後も自動車向けトップコートは、世界の自動車生産台数増加に合わせた成長が見込まれております。

 当社は、1979年以降、新潟工場においてGMAの事業を拡大させてきましたが、同製品の用途は自動車向け塗料のみならず、エンプラ改質剤、接着剤、その他塗料などにも利用され、高い評価をいただいております。今般、生産能力を下記のとおり増強することにより、今後増加が見込まれる需要に対応していきます。

     記

<生産能力>
 現行 3,400T/Y→増強後 6,800T/Y

<スケジュール>
 2017年1月着工
 2017年9月完工(予定)

以上

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