プロロジス/コロナ禍以降初となる物流現場で働く方を対象とした施設満足度調査を実施 物流不動産・施設 2023.06.17 プロロジス、コロナ禍以降初となる物流現場で働く方を対象とした施設満足度調査を実施 スコアが+16.8ポイントの大幅改善 プロロジスパークで働く方々のご意見を踏まえ、よりよい施設環境づくりを推進 物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都 千代田区丸の内、代表取締役会長 兼 CEO :山田 御酒)は、カスタマーエクスペリエンスの向上を目指し、コロナ禍以降で初となる、第3回目の「施設満足度調査」を2022年夏に実施しました。 調査の結果、特にプロロジスパークにおける就業者の構造については以下の変化があり、就業に関する多様性の広がりが確認できました。 ① 年齢構成:高齢化と若年化が双方進む② 働き方 :レギュラー勤務とシフト勤務の両極へ拡がる③ 通勤手段:公共交通機関での通勤率が大幅に減少し、個別通勤が進む 加えて、新型コロナウイルスのまん延状況を経て、衛生面の意識が高まっていることも確認できるなど、今後のプロロジスパークの就業環境の一層の改善に参考となる結果が得られました。 ■ 2022年 施設満足度調査結果 主なポイント スコアが2019年前回調査比で+16.8ポイントの大幅改善 就業者の属性構造に大きな変化 ‐ 年代の多様化と、雇用構造の変化→ 就業者の年代が平準化傾向に、また、正社員・契約社員比率が上昇し、雇用安定化の動きもみられる→ 一方で、いわゆるすきまバイト(スポットワーク)の認知率が56.5%、実際にすきまバイトしているとの回答が8.9%となり、すきまバイトという新たな働きかたが徐々に浸透 自家用車での通勤者シェアが前回2019年調査比16.8%の大幅な増加、電車通勤シェアは12%減少→ 新型コロナウイルス流行に伴い、感染防止の観点で非接触の通勤手段を推奨するご入居カスタマーや、それを選択する就業者が増加したか トイレに対する満足度と、サーベイ結果(eNPS®*)の相関が見られた→ トイレの満足度(清潔さ、マナー、設備)が高い施設ほど、施設全体の満足度も高い傾向 プロロジスでは、2016年より3年に1回、施設満足度調査を実施し、その結果を、プロロジスが運営している各物流施設のリニューアルや新たなサービスの提供、施設開発の計画策定の参考としています。例えば過去実施した施設満足度調査の結果を受け、プロロジスパークにおいてカスタマーの従業員の皆さまにより快適にお過ごしいただけるよう、下記をはじめとした、さまざまな改善を行っています。 休憩スペースをよりリラックスできる空間にするため、カフェテリア風のゆったりとしたデザインへの変更、一人向けシートの拡充やフリーWi-Fiの導入 館内の売店・コンビニエンスストアの充実、セルフレジ採用による24時間化 さらに、本年実施した施設満足度調査の結果を分析し、新型コロナウイルスの感染拡大・流行を受けて、施設に対する衛生面のさらなる向上や、休憩スペースのレイアウトの変更などについて、具体的な施策の検討を進めています。 ■ 参考:調査実施概要 調査対象 アメニティ施設・サービスのある18のプロロジスパーク内で勤務しているすべての正規・非正規従業員 調査実施会社 株式会社ツナググループHC(https://tghc.tsunagu-grp.jp) 有効回答者数 2,944件(回答率33.6%) 回答者属性 10代~70代 / 男性:51.0%、女性:48.1%、その他:0.8% 施設満足度調査 ご案内の様子 *eNPS® NPS®(Net Promoter Score®)とは、「友人や同僚に薦めたいか?」という質問への回答から算出されるロイヤルティを測る指標です。欧米では株式公開企業の30%以上がNPS®を使用していると言われ、日本でも顧客満足度を測る新しい指標として、NPS®を活用する企業が増えてきています。eNPS®は、Employee Net Promoter Scoreの略称で、「親しい知人・友人にあなたの職場をどれくらい勧めたいか」を尋ね、「職場の推奨度」を数値化したものとなります。