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ゲブルダーバイス/研究実験機材をベルリンからスウェーデン北部キエナまでの約2,000キロメートルを4日間かけて無事に運ぶ任務達成

物流全般 2023.06.17

ゲブルダーバイスが公式ロジスティックパートナーとし物流で支える「SubOrbital Express」ロケットミッションの詳細

ロケットミッションの公式ロジスティックパートナーとして研究実験機材をベルリンからスウェーデン北部キエナまでの約2,000キロメートルを4日間かけて無事に運ぶ任務達成

イスラエルで行われた宇宙飛行士による火星上陸ミッションのシミュレーション中にその優れた輸送能力を実証したことに続き、今回スウェーデン宇宙公社(SSC)が行う宇宙飛行士たちの無重力条件下における状態の研究を目的とした15回目の宇宙ミッション「サブオービタルエクスプレス」ロケットミッションの公式ロジスティックパートナーとして実験をサポートするゲブルダーバイスは本実験で使用される研究機材をベルリンからスウェーデン北部キエナまでの約2,000キロメートルを4日間かけて無事に運ぶことに成功した。
ゲブルダーバイスは昨年イスラエルで行われた宇宙飛行士による火星上陸ミッションのシミュレーション中にその優れた輸送能力を実証したことが記憶に新しいところであるが、今回もロジスティクスの専門知識でスウェーデン宇宙公社(SSC)が行う15回目の宇宙ミッション「サブオービタルエクスプレス」(SubOrbital Express)ロケットミッションの公式ロジスティックパートナーとしてこのミッションをサポートしている。内容としては、ベルリンからゲブルダーバイスのコンテナが出発し途中地点のストックホルム郊外のソルナにある(SSC)本社からストックホルムで本ミッションに使用される12種類の実験機材が積み込まれ、約2,000km離れたスウェーデン宇宙公社の本部基地のあるスウェーデン北部のキルナに輸送するというものである。ゲブルダーバイスのトラック運転手のルドルフ・キーゼルはこの任務を達成するために約2,000キロメートルをカバーするために4日間道路を運転した。スウェーデン北部のキルナはゲブルダーバイスのトラックがこれまでに行ったことのない最北端であったのにも関わらず時間通り安全に届けられた。

「サブオービタルエクスプレス」(‘SubOrbital Express’)ミッションについて
今回の「サブオービタルエクスプレス」(SubOrbital Express)ミッションでは、ロケットを使い12種類の科学実験を宇宙に送り無重力環境で研究するものとなっており、生物医学、物理学、天文学、生物学の分野の専門家たちの集まる国際的なチームによって研究が行われ、”時計はロケット打ち上げの力と振動に耐えられるのであろうか?”、” 宇宙飛行士の健康状態をよりよくモニターするにはどうすればよいか?”、 “体内の細胞は、重力の影響を受けなくなったときにどのような振る舞いを見せるのか?” などの無重力条件下における実験は他のさまざまな実験とともに、オーストラリア、コスタリカ、ポルトガル、イタリア、リヒテンシュタイン、ドイツ、スイス、ベルギー、スウェーデンの研究チームにより行われ、宇宙環境における宇宙飛行士の仕事や研究活動や関連する洞察を得ることがミッションの目的とされている。

スウェーデン宇宙公社のSubOrbital Expressのプログラムマネージャーステファン・クラマー氏(Stefan Krämer)のコメント
「本ミッション達成のためには実験機器が時間通りに、そして最も重要なことですが、安全にロケットに積み込まれる範囲内まで届けられることは必要不可欠です。その点、ゲブルダーバイスは私たちが本当に信頼できるロジスティクスパートナーであり続けています。」

ゲブルダーバイスのブランド戦略&コミュニケーション責任者であるフランク・ハース
(Frank Haas)のコメント
「私たちは物流の専門知識でスウェーデン宇宙公社(SSC)を支援し、宇宙旅行のさらなる発展に貢献したいと考えている。ちょうど昨年宇宙飛行士による火星へのミッションのシミュレーションが行われた際にもゲブルダーバイスはイスラエルでのロジスティクスにおける能力を実証されたので、ロケットミッションのような未来志向のモビリティプロジェクトはゲブルダーバイスにとっても重要な役割を果たすと信じている。」
そう言葉を残した。

11月22日にエスレンジ宇宙センターからロケットが発射され宇宙に送られる予定となっていおり、放物線上の軌道は6分間の無重力をもたらすものと計算されている。その後エスランジュの北にある無人地域に着陸し、そこからヘリコプターで基地に持ち帰られ、研究者によって評価される予定となっている。

参照宇宙ミッションのコンテナがベルリンを出発しスウェーデン北部のキルナに向かう途中の模様。研究パートナーのフォルティス(Fortis)とともに今回のミッションにふさわしい外観をコンテナに描きました (出典:ゲブルダーバイス/フロリアンローレンツ)

参照ベルリンを出発する前に最終チェックを行うゲブルダーバイス・ニュルンベルクのトラック運転手、ルドルフキーゼル氏(Rudolf Kiesel)。(出典:ゲブルダーバイス/フロリアンローレンツ)
 

参照:ゲブルダーバイスのコンテナがスウェーデン北部に向かう約2,000キロメートルの道中の模様。(出典:ゲブルダーバイス/フロリアンローレンツ)

参照:キルナ近郊のエスランジでコンテナを降ろすトラック運転手のルドルフ・キーゼル(出典:ゲブルダーバイス/フロリアンローレンツ)
 

 

参照 : ステファン・クラマー氏(Stefan Krämer)、スウェーデン宇宙公社、SubOrbital Expressのプログラムマネージャー
(出典:What The Film)

参照 : ゲブルダーバイスの会社ブランド戦略&コミュニケーション責任者、フランク・ハース氏(Frank Haas)
(出典:ゲブルダーバイス /グナウドシュン)
 

参照 : ステファン・クラマー氏(SSC)が語る本ミッションの重要性(ビデオで確認できます)(出典:What The Film)


参照:ニュルンベルクのゲブルダーバイスのロジスティクス専門家であるトーマス・へガー氏Thomas Hegerへの、輸送の課題に関するインタビュー (出典:What The Film)

 

参照:写真中央に写っているのはロケットに搭載されている無重力状態で13種類の時計を研究するためのフォルティス(Fortis)の機材です。プロジェクト参加者:(左から右へ):マルセル・ギーガー氏(フォルティスのオペレーションマネージャー)、アンドレアス・ベンテレ氏(フォルティスのマーケティングマネージャー)、ステファン・クレーマー氏スウェーデン宇宙公社(SSC)のサブオービタルエクスプレス(SubOrbital Express)のプログラムマネージャー)、ユップ・フィリップ氏(フォルティスのオーナー兼マネージングディレクター)、オスカー・レフグレン氏(SSCの機械エンジニア)、クリストス・トリス氏(SSCのシステムエンジニア)。(出典:What The Film)

Gebrüder Weiss(ゲブルダーバイス)について
オーストリアのラウトラッハ(Lauterach)に本拠を置くGebrüder Weiss Holding AGは、180ヶ所の会社拠点に約8,000人の従業員を擁する世界的に運用されたフルサービス物流プロバイダー会社です。昨年度(2021年)には、年間売上高は25億ユーロを達成。
提供されるサービスは実に幅広く、輸送および物流ソリューション、デジタルサービス、サプラズイチェーン管理が含まれ、最先端デジタルと老舗ならではの物流の物理能力のコラボレーションにより、Gebrüder Weissは顧客のニーズに迅速かつ柔軟に対応できる能力を保持しています。半世紀以上前(およそ500年)にさかのぼる家族経営の組織は、さまざまな環境、経済、社会の取り組みを実施してきました。そのため、今日では、持続可能なビジネスのパイオニアとも考えられています。

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