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日本郵船/郵船みらいプロジェクト、横浜市内の小・中学校2校で出前授業と職業体験を実施

物流全般 2023.06.17

郵船みらいプロジェクト 横浜市内の小・中学校2校で出前授業と職業体験を実施

当社は、12月12日に横浜市立洋光台第一小学校(以下、洋光台第一小学校)にて出前授業を、12月15日に横浜市立荏田南中学校(以下、荏田南中学校)にて外航船員の職業体験を行いました。

洋光台第一小学校は「キャリア」をテーマに総合科目の授業を行っています。この授業では世の中に存在する職業を知ることで、将来自分が就きたい仕事、興味を持つことができる職業を探すことを目的としています。今回は6年生98名を対象に、当社の航海士が海運業と外航船員の仕事について説明しました。生徒からは「自分たちの生活を支えてくれているのはかっこいい」「外国の人たちと英語でコミュニケーションを取りながら仕事をしていると知って勉強になった」と感想を頂きました。

洋光台第一小学校での講演の様子

荏田南中学校では、生徒の自立や自己実現をめざす進路指導の一環として、キャリア教育を行っています。この授業では、様々な仕事に就いて活動している人や指導している人を招き、夢や働くことの喜び、苦労についてお話を聞き、これからの自分の生き方を考える機会とすることを目的としています。今回は1年生12人を対象に、当社の航海士が操船シミュレータを用いた操船体験を実施し、機関士がエンジンの分解・組み立て作業を行いました。参加した学生からは「船乗りに興味を持った」「異文化コミュニケーションの重要性を学んだ」と感想を頂きました。

荏田南中学校での職業体験の様子1

荏田南中学校での職業体験の様子2 (操船シミュレータ)

荏田南中学校での職業体験の様子3 (エンジンキット)

近年、世界の外航海運業界で船員需要が高まっている中、日本若年層の間では船員という職業があまり認知されていないのが実情であり、現在の日本人の外航船員数は約2200人にとどまっています。(注1)そこで当社では、船を身近に感じてもらい、将来なりたい職業の一つに、船員の名前が挙げられるよう”郵船みらいプロジェクト”(注2)という独自の活動に取り組んでおり、今回もその取り組みの一環として出前授業と職業体験を行いました。当社は今後も”郵船みらいプロジェクト”を継続し、子どもたちに船員という職業に関心を持ってもらえるように活動します。

また当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。2022年3月24日には、2021年度のESG経営の具体的な取り組みと施策、超長期視点での持続可能な成長戦略を紹介する「NYKグループESGストーリー 2022」(※※)を発表しました。今後もESG経営を力強く推し進めるべく、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進してまいります。

※NYKグループESGストーリー
NYKグループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。詳細は以下プレスリリースよりご覧いただけます。
https://www.nyk.com/esg/esg-story/

※※NYKグループESGストーリー2022
「NYKグループESGストーリー」で掲げたESGの経営戦略への統合に向けた具体的な取り組みと、今年度の施策を紹介した資料。詳細は以下リンクよりご覧いただけます。
https://www.nyk.com/news/2022/20220324_01.html

(注1)日本人外交船員の人数
国土交通省「数字で見る海事2021」第3章船員分野を参照
https://www.mlit.go.jp/maritime/content/001416273.pdf

(注2)”郵船みらいプロジェクト”
 「みらい」を担っていく世代に海運業と社会が密接につながっていることを伝え、子どもたちだけでなくステークホルダー、一般の方々を含めた皆さんに、外航海運やそれに携わる船員の仕事について理解していただき、「海運」のファンを増やしていく活動。2014年に開始し、これまでに船員による出前授業、職業体験イベントへの出展、ターミナル見学、船の一般公開などを行っている。

取り組みの詳細は以下のリンクをご参照ください。
次世代人材の育成: www.nyk.com/esg/contribution/future/

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