MonotaRO / 尼崎DCを12月に閉鎖し、より高度化した猪名川DCへ完全移行 物流不動産・施設 2023.06.17 モノタロウ 尼崎DCを2022年12月に閉鎖。より高度化した猪名川DCへ完全移行 ~テクノロジーとオペレーションで物流効率化を図る~ 現場を支えるネットストア「モノタロウ」を運営する株式会社MonotaRO (本社:兵庫県尼崎市、代表執⾏役社⻑:鈴⽊ 雅哉、以下 モノタロウ) は、2014年より稼働を続けてきた尼崎ディストリビューションセンター(以下、尼崎DC)を、2022年4月に第1期が稼働した猪名川ディストリビューションセンター(以下、猪名川DC)へ2022年12月末に予定通り完全移行します。効率的なオペレーション機能を持つ猪名川DCに移行することにより、出荷機能を拡大し、省コストで時間単位の価値が高い効率的な物流オペレーションを実現します。 当社物流拠点と効率化の歴史 当社は成長を推し進める計画の一つとして、物流拠点の拡張と効率化を進めています。2014年稼働の尼崎DCでは、事業拡大に伴う商品点数と数量・入出荷件数の増加を見込み、当時としては新しい多層階搬送コンベアなどの設備を導入し、稼働を続けてきました。その後、物流オペレーションをさらに効率化するため、2017年に笠間DC(茨城県笠間市)が稼働し、初めて棚搬送ロボットを導入し、生産性向上が実現しました。さらに2022年4月に、先端テクノロジーと配送最適化システムを持つ、高効率なオペレーションを備えた猪名川DCの第1期が計画通りに本格稼働しました。尼崎DCが猪名川DCへ完全移行することにより、これまで以上に多くの商品を迅速にお客様のもとへお届けし、また当社従業員の負担を軽減した、より高度化した物流オペレーションを実現します。 2023年に、猪名川DCはさらに面積を拡張し、第2期稼働を予定しています。当社は、企業の間接資材調達プロセスの時間短縮・利便性向上に寄与し、「お客様へ時間という価値を提供する」ことを追求していきます。 物流拠点概要 今回閉鎖する尼崎DCと、統合先の猪名川DCの拠点概要は以下の通りです。 尼崎DC 猪名川DC 稼働時期 2014年6月~2022年12月 2022年4月~ 所在地 兵庫県尼崎市西向島町75-1 兵庫県川辺郡猪名川町差組字小谷101-1プロロジスパーク猪名川1 1日あたりの出荷行数 最大6万行 (第2期稼働後) 最大18万行 延床面積 (最大時) 約44,000㎡ (第2期稼働後) 約194,000㎡ 特徴 モノタロウで本格的な自動化設備を初めて導入した物流拠点。オペレーションでは、それまでの紙を持って歩くピッキングから、タブレットを持って歩くピッキングに変化しました。設備では、自動倉庫・多層階搬送コンベア・自動梱包機といった設備の導入を行いました。2022年12月をもって猪名川DCに完全移行。 (第2期稼働後)モノタロウで最大規模となる物流拠点。免震構造を持つ。 棚搬送ロボット約800台を導入し、棚専用エレベーターを新規導入したことで複数階層間の棚の自動搬送が可能になりました。 ピッキング作業の半分を占めていた「歩く時間」を削減し大きく生産性が向上しました。入荷にも棚搬送ロボットを活用し、さらに効率化を進めています。 モノタロウはこれからも、様々な産業のお客様の「調達の効率化」に貢献し、事業の各工程で生産性を高めるサービスで、お客様へ時間という価値を提供していきます。 ■株式会社 MonotaRO(モノタロウ)について(本社:兵庫県尼崎市、代表執行役社長:鈴木 雅哉、URL:https://corp.monotaro.com/)切削工具や研磨材などの工業用資材から自動車関連商品や工事用品、事務用品に至るまで、現場・工場で必要とされる製品 約1,900万アイテムを販売しています。ロングテールと言われる低頻度購買の商品も取り扱うことにより、「他では見つからなかったけれどモノタロウで見つかった」と経験満足度向上を図るとともに、生産性を高めるよりレベルの高いサービスの提供を目指します。