椿本チエイン/KDDIと物流DXに向け業務提携 物流関連商品 2023.06.17 椿本チエイン、KDDIと物流DXに向け業務提携 ベンダーフリーで全体工程を自動化、「倉庫自動化ソリューション」提供を目指す 株式会社椿本チエイン(本社:大阪市北区、代表取締役社長:木村 隆利、以下 椿本チエイン)、株式会社椿本マシナリー(本社:大阪市西区、代表取締役社長:藤井 幸博、椿本チエインの100%子会社、以下 椿本マシナリー)は、KDDI株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下 KDDI) と、2022年11月30日、物流倉庫内の省人化やコスト削減、生産性向上に向け、業務提携(以下 本提携)しました。 倉庫自動化ソリューションのイメージ EC市場の成長による物流需要の増加や、少子高齢化による生産年齢人口の減少により、物流業界では労働力が不足しています。物流倉庫では省人化やコスト削減、生産性向上などを目的とした倉庫自動化の動きが加速しています。 倉庫自動化に当たり、1つの作業をマテハン機器(注)やロボットで置き換えるだけでは効果が限定的です。人の業務を含めた全体工程を自動化することで、省人化やコスト削減などより大きな効果を発揮します。全体工程を自動化するには、工程ごとに、メーカーの枠にとらわれない最適な機器を導入する必要があります。従来型のソリューションでは、お客さまが選択できるメーカーや機器が限定される(ベンダーロックイン)ことが一般的でした。 3社は本提携により、多様なメーカーや機器に対応したベンダーフリーな「倉庫自動化ソリューション」の提供を行い、物流業界のDXを推進していきます。 ■各社の強み椿本チエインは、長年にわたりモノの搬送・仕分け・保管などを担う自動化システムを開発し、国内外に多くの納入実績があります。椿本マシナリーは機械商社として、メーカーにとらわれないベンダーフリーの発想でお客さまに最適な機器を選定・納入するなどのエンジニアリング事業を展開しています。 KDDIは、5Gなど多様なネットワークサービスやクラウドの導入から保守まで全てをサポートするクラウドサービスソリューションなどの構築力、セキュリティインフラ構築からシステムの統合監視、お問い合わせやトラブル対応までの窓口一元化を実現する保守・運用監視体制、開発体制を提供可能です。 ■本提携について本提携では、3社の知見や技術を掛け合わせ、倉庫自動化システムの共同開発とベンダーフリーな倉庫自動化ソリューションのワンストップ提供に取り組み、倉庫自動化における検討・導入プロセスや運用監視の複雑さや課題を解決します。 3社は本提携を通じて、倉庫自動化を推進し、物流業界のDXに貢献していきます。 ■会社概要KDDI株式会社本店所在地:東京都新宿区西新宿2丁目3番2号設 立:1984年6月代表者:代表取締役社長 髙橋 誠事業内容:電気通信事業 株式会社椿本チエイン所在地:大阪市北区中之島3-3-3創 業:1917年12月代表者:代表取締役社長 木村 隆利事業内容:チェーン・減速機などの機械部品、モビリティ、搬送・物流システムの製造販売URL:https://www.tsubakimoto.jp/ 株式会社椿本マシナリー所在地:大阪市西区阿波座1-3-15設 立:1971年8月代表者:代表取締役社長 藤井 幸博事業内容:産業機械・部品、物流システムの販売およびエンジニアリング事業URL:https://www.tsubakimoto.jp/tmc/ (注)マテリアルハンドリング機器の略称。モノの搬送・仕分け・保管などの物流業務を効率化するために用いられる機器や設備全般。