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ジャパン マリンユナイテッド/次世代省エネ型VLCC「HELIOS」を引渡し

グリーン物流(環境) 2023.06.17

次世代省エネ型VLCC”HELIOS”引渡

2022.11.25

ジャパン マリンユナイテッド株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:千葉 光太郎)は、11月25日(金)、有明事業所(熊本県玉名郡長洲町)においてAUREOLE MARITIME LTD (アウレオーレ マリタイム リミテッド)向けに建造していたVLCC”HELIOS(ヘリオス)”を引渡しました。
 
 本船は、スポットトレード向け最適船型として累計35隻以上の建造実績を誇る2百万バレル型VLCCの系譜を受け継ぎ、最新規則を適用しつつ燃費性能の大幅向上を目指して開発された、次世代省エネ船「Gシリーズ」の VLCCの12番船です。VLCCとしてはコンパクトな船型ながら、浅喫水時の載貨重量最大化を追求し、マラッカ海峡通峡を含む東西トレードに対応できるフレキシビリティーを持っています。

【本船概要】
主要寸法     :全長330.00m x 幅60.00m x 深さ29.35m x 喫水21.58m
載貨重量     :302,093トン
総トン数     :156,471
主機関      :MAN-B&W 7G80ME-C9.5 ディーゼル機関1基
航海速力     :14.50ノット
定員       :28名
船級       :ABS
船籍       :バハマ

【特長】
弊社独自開発の技術として、最新鋭の省エネデバイスである新型SSD®、SURF-BULB®、ALV-Fin®と、実海域性能の向上を目的としたAX-BOWRの船首形状を標準的に採用し、また、G型エンジン(IMO NOx TierIII対応 電子制御主機)と大直径低回転プロペラの採用により、旧世代を大幅に上回るパフォーマンスを達成しています。

 弊社は今後も、経済性・環境性に優れた最新鋭のエコシップの開発・建造に努めてまいります。

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