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物流ニュース

東都水産/冷蔵倉庫及びその関連事業の売上高は前年比16・9%増、セグメント利益は前年比13・1%減(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

           売上高   営業利益 経常利益  当期純利益

2023年3月期第2四半期 44,252 18.6  955 70.5  1,119 80.1   895 85.0
2022年3月期第2四半期 37,316 ―   560 14.1  621 △13.2  484 △9.1
(注)包括利益 2023年3月期第2四半期  2,069百万円 (70.4%) 2022年3月期第2四半期  1,214百万円 (373.7%) 

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスによる感染症の影響は落ち着きを見せたものの、ウクライナ情勢の激化による原材料及びエネルギー価格の高騰、急激な円安の進行による物価上昇等、景気の先行きは依然不透明な状況が続いております。
水産物卸売市場業界におきましては、高単価商材をメインとして扱う外食・観光関連需要の回復は見られたものの、昨年度から続く同感染症の影響による生活様式の変化、水産資源の減少や魚の回遊水域の変化による漁獲量の減少、海外での需要増加による仕入価格の高止まり、さらには市場外流通の多様化による業態を超えた競争の継続など、引き続き厳しい事業環境で推移いたしました。
このような状況のなか当社グループは、新型コロナウイルス感染症及び原材料価格の高騰等の影響を、最小限にとどめられるよう諸経費全般の見直し等一層の効率化に注力するとともに、引き続き市場環境や消費者ニーズの変化に対応した集荷・販売に努め、仕入先との協働、きめ細かい営業や販売先への協力、グループ会社間の連携、収益率を重視した効率的な取引に注力することにより、経営基盤の強化を図ってまいりました。
また、新型コロナウイルス感染症の収束が見えないなか、消費者の健康意識や食の安全安心への意識が一層高まるとともに、取引先の要望も多様化してきており、これに応えるべく集荷・販売への機動性確保と、消費者の皆様の豊かで魅力的な食生活の創出を第一義に考えた商品提供に取り組んでまいりました。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、取扱数量は減少したものの、販売単価の上昇等により、前年同四半期連結累計期間と比べ18.6%増加の44,252百万円となりました。
営業利益は、売上総利益の増加及び販売諸経費の減少等、販売費及び一般管理費の削減に努めたことにより、前年同四半期連結累計期間と比べ70.5%増加の955百万円となりました。
経常利益は、固定資産売却益の計上等により、前年同四半期連結累計期間と比べ80.1%増加の1,119百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期連結累計期間と比べ85.0%増加の895百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は次の通りであります。(略)

②冷蔵倉庫及びその関連事業
売上高につきましては、水産物の製造加工の取扱高の増加等により、前年同四半期連結累計期間と比べ16.9%増加の3,089百万円となりました。セグメント利益は、売上総利益は増加したものの、人件費及び貸倒引当金の繰入等、販売費及び一般管理費が増加したことにより、前年同四半期連結累計期間と比べ、13.1%減少の221百万円となりました。

(略)

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