上組/経常利益は前年比18・9%増(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 2023年3月期第2四半期 139,558 8.2 16,242 13.3 18,327 18.9 12,367 13.32022年3月期第2四半期 128,968 12.1 14,342 28.5 15,411 28.7 10,919 33.2(注)包括利益 2023年3月期第2四半期 11,333百万円 (△11.3%) 2022年3月期第2四半期 12,782百万円 (32.1%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、経済活動の正常化により持ち直しの動きがみられるものの、ウクライナ情勢等によるエネルギーや原材料価格の上昇、また、急激な円安に伴う消費者物価の上昇など、景気の先行きは不透明な状況となっております。物流業界におきましても、輸出入貨物並びに国内貨物の取扱いがおおむね横ばいに推移する中、燃料費が高騰するなど経営環境は厳しい状態が継続しております。このような状況下にあって当社グループは、中期経営計画の目標達成に向け、輸入青果物や穀物、食料等の定温貨物の取扱いの需要拡大を見込み東京港に多目的物流センターを新たに開設し、新規事業としてはバイオマス発電所向け燃料輸送の取扱いを新たに開始するなど、事業基盤の強化を図り、物流インフラを支える企業としてサービスの提供を行ってまいりました。この結果、当第2四半期連結累計期間における営業収益は、港湾運送事業の伸長などにより、前年同期に比べて8.2%増収の1,395億58百万円となりました。利益面におきましても、前年同期に比べて営業利益は13.3%増益の162億42百万円、経常利益は18.9%増益の183億27百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は13.3%増益の123億67百万円となりました。セグメント別の経営成績の状況は次のとおりであります。 (略) [物流事業]港湾運送における自動車関連貨物の取扱い及び工場荷役請負における構内での運搬作業が増加し、国際運送につきましても、発電設備等のプロジェクト貨物の取扱いが好調に推移しております。この結果、物流事業の営業収益は前年同期に比べて9.0%増収の1,250億99百万円、セグメント利益は17.5%増益の144億56百万円となりました。[その他事業]重量・建設におきましては、重量貨物の運搬据付作業が減少となりましたが、その他におきまして燃料及び鋼材の物品販売が増加となりました。この結果、その他事業の営業収益は前年同期に比べて2.6%増収の156億32百万円となり、セグメント利益は12.8%減益の17億75百万円となりました。 (略)