NEWS

物流ニュース

福山通運/経常利益は前年比9・5%増(2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2023年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

            売上高   営業利益   経常利益 当期純利益

2023年3月期第2四半期 145,325 2.3  11,688 6.7   12,350 9.5  8,056 6.4
2022年3月期第2四半期 141,999 2.6  10,958 15.6  11,279 12.3  7,569 13.6
(注)包括利益 2023年3月期第2四半期 8,935百万円 (△9.7%) 2022年3月期第2四半期 9,896百万円 (△1.3%) 

(略)

1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置などの行動制限もなく、サービス業の復調など経済活動に回復の兆しが見えたものの、新型コロナウイルス感染症第7波の影響や原材料価格・エネルギー価格の高騰などにより依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
貨物自動車運送業界におきましては、EC市場における貨物輸送量の拡大はあるものの、原材料価格の上昇や円安の影響により調達コストは高止まりしており、日用雑貨・繊維製品をはじめとする輸入商品の減少が見られるなど、貨物輸送量全体では回復に至らず、新型コロナウイルス感染症拡大前の水準を下回る状況で推移いたしました。
このような状況のもと当社グループにおきましては、倉庫機能を有したロジスティクスターミナルを活用し、お客様の物流を受託する一貫輸送を推進し、貨物輸送量の増加に取り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は1,453億25百万円(前年同四半期比2.3%増)、営業利益は116億88百万円(前年同四半期比6.7%増)、経常利益は123億50百万円(前年同四半期比9.5%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は80億56百万円(前年同四半期比6.4%増)となりました。
これらをセグメント別に見た事業の概況は、次のとおりであります。
運送事業におきましては、4月に岐阜かに支店(岐阜県)の開設や株式会社ANA Cargoとの協業による高速輸送モデル(羽田空港~福岡地区)の運用を開始するなど、自社配送の強化と翌日配達エリアの拡大を推進し、輸送品質の向上とサービスの拡充に努めてまいりました。また、EC市場の拡大におけるお客様の要望にお応えするため、配達業務を日本郵便株式会社に委託する運送業務委託契約を9月に締結し、EC荷物の取扱いを開始しました。
以上の結果、売上高は1,252億3百万円(前年同四半期比0.7%増)、営業利益は109億51百万円(前年同四半期比8.9%増)となりました。
流通加工事業におきましては、WMSを活用したリアルタイムな在庫管理による庫内業務の効率化に努めるとともに稼働率向上による取扱物量の拡大、自社化によるコスト削減に取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高は105億31百万円(前年同四半期比8.7%増)、営業利益は17億42百万円(前年同四半期比6.9%増)となりました。
国際事業におきましては、海上運賃の高騰はピークを過ぎたものの、依然として高い水準にあり、海上コンテナ取扱本数の増加、海外でのトラック輸送の需要拡大などにより、順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は65億55百万円(前年同四半期比29.2%増)、営業利益は3億79百万円(前年同四半期比44.1%増)となりました。
その他事業におきましては、行動制限の緩和による個人の旅行意欲の回復や個人消費の回復により商品販売事業が増加いたしました。
以上の結果、売上高は30億34百万円(前年同四半期比3.9%増)、営業利益は7億30百万円(前年同四半期比12.9%減)となりました。

(略)

Translate »